年末ですね。とかく部屋の整理が進みがちなのか、本を売りたい人が増える時期。
電話では岩波書店のプラトン全集がそろっているとのことだったので、細かいことはあまり聞かずに直行しました。中央区は近いからこんなことも可能です。遠いところだと、そうもいかずお電話で本の内容を詳しくお聞きしてから判断するのですが。まずはお電話でご相談ください。LINEで写真をおおくりいただくのも手っ取り早いですよ。

2月 8th, 2014 | Permalink
2016.5.31
大がかりな移転や事務所の閉鎖などで大量の本を処分したい、というお話をいただきます。
担当者の方は慣れない作業で大変な思いをされることが多いです。
誰だって大量に本を処分する経験なんて一生に何度もあるものではありません。
だからどうやっていいかわからない。
どこから手を付けていいのやら…。
よかばい堂ではそんな売主様への解決策をご提案いたします。
1)本は「古い本」「新しい本」それぞれ価値に応じたお見積りをします。
2)不要な本の廃棄処分についてもなるべく処分費が小さくなる解決法をご提案します。
3)古本以外の古美術品(陶磁器等)や絵画・美術品については、弊店の取引先や古書組合のネットワークで専門店をご紹介いたします。
事務所移転・事務所閉鎖・遺品整理などで大量の本や古道具類を早急に処分されたい場合は、よかばい堂にご相談ください。
お電話でご相談を承ります。お気軽にお掛けください。
古書よかばい堂
092-408-4208
先月は福岡市内で広告関係の事務所の閉鎖に伴う大量の本の処分を請け負いました。
その際のお客様のご要望はこうでした。
1)すべての本と雑誌・紙類を処分したい。
2)値がつくものは買い取ってほしい。
3)値がつかないものも処分したい。
事務所で仕事に使われていた本なので、大型の写真集などの重たい本が大量にあります。
それ以外にも仕事で使った雑誌が大量に。
ふつうの古本屋は、値がつく本はお金を出して買いますが、それ以外の本には見向きもしないことが多いようです。
逆に古紙回収業者に頼めば、高い本も全部「古紙」として回収され、場合によっては処分費用まで払わなければならない。
そこでよかばい堂がとった方法はこうでした。
1)値の付く本と値の付かない本を仕分ける。
2)値の付かない本はまとめて古紙回収業者に引き取らせる。
3)トラックと搬出要員を用意し一気に大量の本を搬出。
4)見積費用は本の買取価格と古紙回収の費用を相殺しご提案。
お客様のお時間の応じて、1日で完了することもできます。
上のケースでは2日に分けて作業をしました。
古書よかばい堂
092-408-4208
1月 19th, 2014 | Permalink
こないだの土曜日、百道浜にある福岡市中央図書館併設の映画館「シネラ」に川島透監督の「押絵と旅する男」を見に行きました。
駐車場が満車状態で待たされると上映時間に間に合わないから少し早めに出陣。
映画館に着いて初めて監督の舞台あいさつがあると知る。
川島監督は福岡出身です。
初めてシネラに入ったけど、観客が多くてびっくり。
いつもあんなかな。それとも舞台挨拶があったからかな。
映画はいっしょに連れて行った娘がいたく気に行った様子でした。
もう一度見たいという。
あと1回上映が予定されているので、ひょっとしたら行くかも。
川島監督も挨拶の中で言ってたけどDVD化されてません。
VHSがあるのみ。
そしてそのVHSのアマゾンのページは熱い書き込みがたくさん。
というか、熱い書き込みしかない。
フィルムで上映される機会は少ないようです。
監督自身久しぶりに見るといってました。
監督の舞台あいさつが始まったら、携帯がブルブル震えて着信を知らせてきた。
着信を見ると登録してない番号。
ひょっとして買い取り依頼の電話かな、しまった、と思いつつ受けるわけにもいかない。
ちょっと抜け出して折り返そうかと思ったけど、隣に人がいるし仕方ないとあきらめる。
映画が終わって会場から出たらやっぱり気になり着信番号に折り返し電話を入れる。
すると「株式会社ナントカで~す」と妙な明るさの胡散臭い声。
セールスの電話に違いないと断定し、「間違えました」と伝えて切る。
電話に出なくてよかったと安心。
しかし、こんなこともあるかと、今後は気をつけることにします。
土日はけっこう買い取り依頼の電話がかかってくること多いです。
これから映画見る時も、転送電話に出られるよう、なるべく出入口近くの通路側に座るようにしよう。
なので、ぜひ土日も遠慮なくお電話ください。
運転中もクルマをとめて対応いたします。
もちろん平日昼間は事務所でお受けします。
古書よかばい堂
092-408-4208
1月 13th, 2014 | Permalink
今日は2回在庫の問い合わせのお電話がありました。
そのうちひとつは福岡大学の赤本の在庫について。
よかばい堂には店舗がありません。
だから在庫はすべてネット上(アマゾンとヤフオク)に出しています、と御説明。
受験期には当然のように赤本が売れます。
熱心な受験生はあえて古い過去問も探すようです。
受験が終わればまずは参考書を処分したくなりますね。
いよいよ晴れて大学生、 さらば受験生活!です。
ぜひよかばい堂にお売りください。
お引越しや整理で出てきた古~い参考書もよかばい堂に御相談ください。
一緒に出てきた受験雑誌も捨てないで!
学研・旺文社から出ていた「蛍雪時代」や「高三コース」や「高校英語研究」や「数学セミナー」など。
お電話お待ちしております。
092-408-4208
12月 30th, 2013 | Permalink
御用納めで多忙な年末の夕方、博多駅の近くの会社からお電話をいただきました。
年末で博多駅周辺や筑紫通りや渡辺通りは大渋滞。
高宮・平尾の住宅街あたりの裏道を使います。
さらに音羽の交差点も混雑が激しいので裏道を使いました。
同じ方から今年の6月に美術書をお売りいただきました。
2度も呼んでいただいたのは、弊店の見積もりにご満足いただけたからかもしれません。
しかも美術関係の会社です。
プロのお眼鏡にかなったかと思うと嬉しさ倍増。
カシニョールのリトグラフ付の画集(レゾネ)や、アールデコの巨匠エルテの画集、浮世絵の画集などなど。
中にはお値段の付けられない古い美術全集もありました。
通常はこの手の本のお引き取りは処分費用を頂戴するることもあるのですが、良い本をたくさんお売りいただいたので無料で引き取らせていただきました。
歳末ということもありつい発奮ぎみの見積もりになり、
そのせいかご快諾いただき全部売りいただきました。
よかばい堂は美術関係の本、画集などの買取をしています。
まずはお電話でご相談ください。
092-408-4208
12月 3rd, 2013 | Permalink
年末になり雑誌の処分をお考えの方が増えています。
よくあるのは、いったん整理をしてから古本屋をお呼びになる方。
多くの方は整理の際に雑誌を処分なさいます。
その結果残るのは百科事典や文学全集・美術全集など、買った当時高額だった本。
ところが大変皮肉なことに百科事典や文学全集はほとんどお値段がつかないのです。
正確に言うと同じ「全集」でも個人全集には買い取り可能なものがあります。
お値段がつかないのは「世界の名作文学」や「日本の近代小説」といった複数の作家の代表作を集めたもの。
それとは逆に、古い雑誌(主に昭和の雑誌)には思わぬ価格がつくことがあります。
というわけで、年末の大掃除やお引越しの際は、ぜひとも雑誌を整理する前によかばい堂にご連絡ください。
092-408-4208
11月 28th, 2013 | Permalink
西鉄大牟田線に雑餉隈という駅があります。近くにはJR鹿児島本線の南福岡駅も。
このあたりは福岡市南区と博多区と大野城市と春日市の境が接していて入り組んでいます。
今日はそのうちの博多区で大量の料理本の出張買取をしました。
中華料理、和食、洋食、フランス料理、イタリアン、エスニック…。
ありとあらゆる料理本です。全集や貴重な雑誌も大量に含まれていました。
味公爵の全巻セット揃い。
季刊フランス料理もこんなに揃っています。
タイムライフ社の全集。
これはラルースの料理百科事典全6巻。
雑誌dancyuの山。
どうですか?
壮観でしょう。
これでもまだほんの一部。
人気の入江麻木さんの本も出てきます。
小澤征爾の義理のお母さんですね。
ロシア人貴族に嫁入りし、相手の料理を徹底的に仕込まれたそうです。
中央公論社から出たいまでも人気の「シェフシリーズ」と「暮しの設計」。
すごく金のかかった編集で、もうこんなシリーズは作れないのでは?と思うほど。
おかげで料理の本には一当たりできたので、ずいぶん勉強になりました。
よかばい堂は料理の本・レシピ本の買い取りを積極的に行っています。
まずはお電話でご相談ください。
092-408-4208
追記:2014.2.27
今日お電話で『気軽に楽しむスペイン料理』という本についてお尋ねがありました。
このときに仕入れた本の1冊です。
中央公論の「暮しの設計」シリーズの一冊で古本価格にプレミアが付いています。
このシリーズや同じ中公の「シェフシリーズ」はけっこうプレミア価格になっているものが多いです。
ここでいうプレミアとは定価を上回っているという意味です。
絶版または品切れ重版未定の本で、需要が供給を上回と相場が上がります。
当たり前ですが、逆に絶版でも供給が需要より多ければ価格は上がりません。
中学校の社会科みたいですね。失礼しました。
おそらく今ではこんなに手間ヒマと予算をかけた雑誌はもう作れないのでしょうか。
そんなこともプレミアになる理由のひとつかもしれません。
ひとつのレストラン、ひとりのシェフを紹介するために1冊を費やしているという贅沢なつくり。
料理の写真を撮るにはまず料理を作らなければならない。
店側の協力も大変なものでしょう。
この本ができた1993年問えば、バブル期は一応終わってはいたものの、まだ世間的には相変わらず社用族が経費を使っていたころ。
リゾート開発も盛んであらゆる業界から「視察」という名の費用は会社持ちの旅行が盛んだったころです。
店側も協力すれば充分元が取れるほど客が来たのでしょう。
以上、サラリーマン時代を思い出しながら書いてみました。
でも、確かに当時は会社の金で仕事してるんだか遊んでるんだかわからない人が会社にたさんいました。
さらに、店側もメニューを増やすためにもこういう本の需要があったでしょうから、作ればどんどん売れたのだと推測できます。
以上一古本屋の勝手な憶測です。
きっと勘違いや間違いが多いでしょうから、ご指摘いただければ幸いです。
お電話いただいた方ともそんな話を数分して、なぜ相場が高くなっているかをご説明しました。
本に関するさまざまなお問い合わせお待ちしています。
本を売る時もできれば本棚の整理前にお電話ください。
092-408-4208
090-3664-6867(携帯)
11月 4th, 2013 | Permalink
文庫本や小説のほとんどはネット上では古本価格が暴落してます。
だからめったなことじゃお引き取りできないのですが、
昨日はめずらしく例外的なケースが発生。
お電話をいただいたので、どんな本の処分かと聞いたら、
「赤川次郎やアガサクリスティーなど」とのこと。
残念ながらその手の本はアマゾンではほぼ間違いなく1円~数10円。
当店では仕入れても人件費で赤字になる。
正直にそう伝え、「ブック〇フ」さんにお持ちにになった方がいい値が付きますよと言ったところ、
「もっていくのが面倒で…」とのこと。
つまりタダで構わないから処分してほしいというご相談。
なるほど、こちらも商売だから無料ならなんとか処分の方法もある。
無料で引き取りることで交渉成立。
ただし、弊店からあまり遠くない場所で、傷みのない本が大量にあったので可能な例外的ケース。
筑紫野市の俗名院というご住所。
JR鹿児島本線の天拝山と西鉄大牟田線の朝倉街道駅の近くです。
弊店からはクルマで小一時間。
ある程度まとまった分量の本があれば喜んで参上します。
まずはお電話でご相談ください。
092-408-4208
2014.7-8追記
料理の本を処分なさりたいとのことで、大野城市まで参りました。
このあたり、春日市・大野城市が複雑に入り乱れていていまだに混乱してしまいます。
春日運動公園が近くにあります。
それもあってちょっと混乱するのかな。
大野城市は不思議な形をしています。
細長いひょうたん型で、接する自治体の数が多い。
福岡市(博多区)
春日市
太宰府市
筑紫野市
糟屋郡宇美町
筑紫郡那珂川町
福岡の人にはわかると思いますが、宇美町と那珂川町とに接しているというのが不思議な感じがします。
しかも大野城のと春日の市役所がきわめて近接している。
そんなこんなでいまだにちょっと戸惑います。
閑話休題。
売主さんは若い男性。
料理の勉強をしているんでしょうが、どうやら先輩から譲り受けたかなり古い本。
「ミルメニュー」全8巻
「フランス料理新大事典」全6巻
「現代フランス料理」(辻静雄)全6巻
じっくり査定し金額提示したところ一発でOKいただきました。
料理の本をお売りの際はよかばい堂にご一報ください。
電話でのご相談にも応じます。
お気軽にどうぞ。
本の話は喜んでさせていただきます。
春日市は福岡県で最も住みやすい自治体だ、と知り合いの春日市民が自慢してました。
彼によると春日市は福岡市とは別の水源地を持っているらしく、渇水になりにくいのだとか。
最近はそうでもなくなりましたが、30年ほど前は夏はよく水不足になりました。
夏休みに東京から帰省すると取水制限で風呂の水を何度も使ったり、喫茶店でも水が出てこなかったりと珍妙な光景が見られました。
春日市は福岡市南区にも隣接しており、弊店からは市内と同等に近い感覚です。
春日市に白水大池という公園があります。
周囲には閑静な住宅地が広がっており今回はその一軒から声をかけていただきました。
なんでも年配のご両親(特にお父上)が長年集めた本を処分なさりたいとか。
最初はすぐ近くにある大手古本チェーン店にお尋ねになったところ、
1)駐車場がないと買い取りにいかない
2)買い取らない本は引き取らない
と言われ困って弊店に声をかけていただきました。
ぜんぶまとめて処分したいが、なかなか対応してくれる古本屋が少ないのだとか。
実際に行ってみると駐車場はないものの前面道路に短時間置いてもなんら問題がないような住宅街です。
さらに、ご年配の方にとって困るのは買取できない本の処分。
現地に到着すると確かにいまではどこも引き取らない百科事典・文学全集などが大量。
これは買い取りする古本屋が少ないので、結局は自分で廃棄処分にしなければなりません。
これが大変。
紐を掛けて、クルマに積んで、ごみ処分場まで運んで、さらにお金を払わなければなりません。
夏の暑いときに老人がやる仕事ではありません。
というわけで、弊店が全部引き取ることを条件にお譲りいただきました。
それにしても夏の暑い時期に重い本の箱を40箱ほども動かすは重労働。
2日経ち疲れも少し取れて肝心の本を見ると、
かなりの読書家の方だったようで専門的な内容の本も散見されました。
漢詩、尺八、和風建築、落語の本など多岐にわたります。
『三木助歳時記』安藤鶴夫 旺文社文庫版です
『数寄屋図解事典』
『漢詩名句辞典』鎌田正 米山寅太郎
『虚無僧尺八指南』戸谷泥古