古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

福岡周辺古本買い取り日記 (雑誌・専門書)


10月 27th, 2014 | Permalink

2014.10.19(日)

ここのところ買取が続いています。

夕方に筑紫野のドクターからの買い取りの予定。

それまでは近くのホームセンターの工作教室で

「ディスプレイボード」を作っていました。

すると別の方から携帯にお電話が(店の電話からの転送)。

なんとその方はよかばい堂の前まで来てそこから電話しておられるとのこと!

それじゃあ何とかしなくちゃ。

幸い工作教室を開催中のホームセンターまで来て下さるとのことで大助かり。

ちょっと珍しいパターンです。

工作教室が終わってクルマで筑紫野市へ。

ドクターはネットで弊店を見つけてくださったとのこと。

さすがにドクターだけあって蔵書の内容も幅広いですが、半分ぐらいは洋書です。

専門書とペイパーバックをたくさん仕入れました。

そのあとすぐに春日市で郷土史関係をお売りになりたいという方のお宅へ。

『九葉実録』や『大村史談』など長崎の郷土史関係のものを買わせていただきました。

本が好き、本を買うのはもっと好き。

さまざまな本を買い取ります。

お売りになる方のご要望をじっくりお聞きします。

全部処分したい、

早く処分したい、

なるべく高く売りたい。

まずはご相談を。

092-408-4208

春日市桜ケ丘1-45

2014-11-9

福岡市中央区からお呼びがかかり朝から行ってまいりました。

なかなか趣味の広い方でブルースリーの古い本や懐かしいCDなどをお売りいただきまました。

CDはこんな感じ。

南佳孝、大滝詠一、小林旭、飯田久彦、CMソング集などナイアガラ―(いわゆる大滝詠一ファン)なら頷きたくなるコレクション。

このほかにも大藪春彦の『野獣死すべし』の古い徳間書店版など珍しいものをお譲りいただきまました。

いかにも昭和の男の子が好きそうなコレクションです。

お若見えたけど私より若干年下と知り軽い驚きが。

大滝詠一自身、ぼくのファンは男ばっかりなんだよ、それも40代50代がほとんど、と言ってましたがまさしくその通り。

彼のCDを仕入れるたびにそれを思います。

▼▼

さらに午後からはお持ち込みの買取を1件。

岡田武彦全集や入江泰吉の写真集を買わせていただきました。

弊店ではお値段がつきにくい本については、大型チェーン店の方が高い値段をつけてくれると思うと言います。

結局はその方がお互いのため。

売主様もその方が高く売れるしこちらも助かる。

さらに大手チェーン古書店も仕入れができてよろしい。

まるで近江商人の「三方良し」みたいだな。

面白いものでそういう場合の反応は二つに分かれます。

「じゃあ自分で大型チェーン店に持って行く」という方と、「めんどくさいから全部持って行ってください」という方。

後者は免許を持たない方に多い反応だと言えそうです。

今日の買取はお二人とも前者の方でした。

特に午後の方は本田のオフロードタイプの軽自動車で来られました。

いい車ですね、と水を向けると「中で車中泊できるですよ」とのこと。

らに趣味が登山とわかり、最近山に登り始めた「にわか山男」の小生とひとしきりその話題に。

本が好き、本を買うのはもっと好き。

さまざまな本を買い取ります。

お売りになる方のご要望をじっくりお聞きします。

全部処分したい方、

早く処分したい方、

なるべく高く売りたい方。

さまざまなご要望はまずはご相談を。

092-408-4208

福岡市南区長丘4-2-2

2014.11-15
今日は3件の買取がありました。
1件目は南区の方。
「夏目漱石や山岡荘八の小説や百科事典がありますが、買い取っていただけますか?」とのお電話。
この手の本は基本的にお値段が付かない本がほとんどです。
遠くの場合はもう少し蔵書内容をお聞きして判断するのですが、なんせ近場(同じ南区、しかもごく近く)だったので、
四の五の言う前にまずは参上仕りました。
出迎えてくださったのはなんと御年89歳とという男性。
道路からかなり高い場所にある玄関から下まで降りてきてお迎えいただきました。
まずは応接間の書棚を拝見。
う~む、たしかに百科事典と山岡荘八『徳川家康』と文学全集などなど(^_^;)
買えるものがありません。
しかしここまでは想定内。
次に二階の蔵書を拝見。どうやら娘さんが使っていた部屋のよう。
そこでちょっと珍しい児童書と手芸の本を買わせていただきました。
お聞きするとご夫婦で89歳とのこと。
にもかかわらずお二人とも階段を苦も無く上り下り。
矍鑠としたお二人とお話しできて楽しい買取でした。
2件目は中央区のマンション。
「いろんな本があります」とのことで参上するとたしかに文庫本・料理の本・児童書・小説など。
この売主様も弊店からクルマで10分ぐらいの至近距離なので、ざっとヒアリングしただけで参上しました。
2件の買い取りが済み家でくつろいでいると3件目のお電話。
さらに近くの中央区からお電話。
オズボーンコレクションのセットをお売りになりたいとのこと。
ほるぷ出版がその昔セット販売した外国絵本の復刻版セットです。
当時の定価はたしか10万以上したのではないでしょうか。
手元に資料がなく記憶で書いてるので間違ってるかもしれません。
ただ現在はオークションでも随分安くなってしまいました。
高く出品している人もいますが、実際の落札額は1万円台だから定価の10分の一ぐらい。
ちょっと申し訳ないほど安い金額になってしまいますね。
古書よかばい堂

本が好き、本を買うのはもっと好き。

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福岡市南区長丘4-2-2

2014.11.16
今日は日曜日。
ですが、本を買うのが好きなよかばい堂は今日も買い取りです。
朝イチバンで出陣したのは博多区の売主様。
料理の本をお売りいただきました。
『日本料理技術大系』
こういう本は料理人の世界で先輩から後輩に引き継がれることが多いようです。
古書よかばい堂

お売りになる方のご要望をじっくりお聞きします。

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まずはご相談を。

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福岡市南区長丘4-2-2

2014.11.21
「本を6冊ほど買ってほしいんですが」というお電話。
6冊と言われ、どう返答しようかと思っていると「そちらに持っていきます」とのこと。
明日福岡に行くのでその際に寄ります、とおっしゃいます。
どうやら県外の方。
ご持参いただけるなら6冊でも1冊でも大歓迎。
最近はナビのおかげて弊店のように看板も出してない店にも本をご持参いただくことが増えました。
わざわざお持ちいただく方は、このブログをお読みいただいた方が多いようです。
なのであまりみっともない文は書けません。
好天に恵まれ暖かいこんな日は書庫のまわりで室外業務。
すると家の前に県外ナンバーのクルマがみえたのですぐに本のお持ち込みの方とわかりました。
しかも本を見てびっくり。
定価4万超の豪華写真集が6冊。
なるほど、これなら僅か6冊でも県外からお持ちいただくのも納得。
ほとんど読んだ形跡もないほどの美本だったのでかなりの高額査定となりました。
山岳写真で有名な白川義員の『世界百名山』全3巻と『世界百名瀑』全3巻の6冊です。
アマゾンで出品中です。
2014.11.17
中央区の法律事務所からお電話をいただきました。
法律関係の本は古本屋的にはけっこう査定が難しい。
というのは法律は改訂されるし判例も日ごとに増えるから。
以前は「加除式」という文字通り(改正法や新しい判例を)加えて、古いものを除くという本がありました。
今では電子データのやり取りなのでそういう面倒がなくなっています。
そういうわけで法律の本は古くなると役に立たない。
それどころか「百害あって一利なし」という専門家もいます。
でも中には詳しく実務を解説した本で絶版になっている高いものもあります。
その辺は実際に本を見ないと分かりません。
近い場所なので行ってみることに。
で、結論を言うと大正解。
かなり専門的かつ実務的な本や住宅地図もお売りいただきました。
余談。
昼食がまだだったので法務局前の中華料理屋へ。
その名も「レストラン 喫茶 香港」。
実は私はこの店は15年以上昔から通ってます。
好きなのは担担麺と普通のラーメン。
担担麺は今は普通の良くある担担麺になってしまったけど、
以前はこの店独特の赤い透明なスープのゴマがたっぷりのものでした。
担担麺としては邪道かもしれないけど、私はいまでも敢えてそちらを注文します。
それにラーズジ定食。
ピリ辛の鳥肉炒めの定食です。
15年前と場所も変わったけど店名が変わりました。
最初はたしか「唐人閣」。
次が「青島」。
そして今が「レストラン 喫茶 香港」
正直言ってだんだんネーミングが悪くなる。
でも安くて美味いのは相変らず。
日本語が片言だけど明るいお母さんがいつもお店にいます。
店の中に一歩入ると、香港の裏通りの店はかくあらん、という感じ。
2014.12.1
宗像まで雑誌の買取に。
最初は「文学全集や小説がたくさんあるけど買ってもらえるか?」
というお電話。
詳しく聞くとそれ以外にも古い雑誌がたくさん出てきたとのこと。
ご実家が古い農家で、その解体のために整理していたところ、いろんな物が出てきたそう。
こんなのがたくさん出てきました。
さらには50年前の週刊誌も!
読みだしたら面白くてきりがない。
たとえばこんなの。
いまどきはやりの「日本大好き外国人」ネタのハシリと言えそうです。
「おらが村のヤンキー娘 ジョニ・ウエイトさん」
この人その後どうなってるのか知りたくてググってみました。
といっても英語の綴りがわからないので手探りで。
男じゃないからまさかJohnnyってことはないだろうとJoannie とかいろいろトライ。
どうやらJonyまたはYoni Waiteという名前で80歳を超えていまだに活躍中のアーティストであると判明。
このあとアフリカのケニアにわたり30年すごしたのち、近年は日本に戻って個展をやったりしている模様です。
面白いですね。
他にもこの記事。
いまをときめく渋谷になぜ西武百貨店があるのか?
これは西武が渋谷進出を決めたときの世間の驚きが記事になっています。
写真に出てくる堤清二が若い。
写真の点線で囲まれているのは西武百貨店のA館B館と東急シネマ(?)があったビル。
今はどうなってるのかとグーグルストリートビューをみたらツタヤのビルになってました。
最後にこれ。
誰だかわかりますか?
岩下志麻さんでした。

福岡市博多区春町で料理本・レシピ本の出張買取:シェフシリーズや全集


11月 28th, 2013 | Permalink

西鉄大牟田線に雑餉隈という駅があります。近くにはJR鹿児島本線の南福岡駅も。

このあたりは福岡市南区と博多区と大野城市と春日市の境が接していて入り組んでいます。

今日はそのうちの博多区で大量の料理本の出張買取をしました。

中華料理、和食、洋食、フランス料理、イタリアン、エスニック…。

ありとあらゆる料理本です。全集や貴重な雑誌も大量に含まれていました。

味公爵の全巻セット揃い。

季刊フランス料理もこんなに揃っています。

タイムライフ社の全集。

これはラルースの料理百科事典全6巻。

雑誌dancyuの山。

どうですか?

壮観でしょう。

これでもまだほんの一部。

人気の入江麻木さんの本も出てきます。

小澤征爾の義理のお母さんですね。

ロシア人貴族に嫁入りし、相手の料理を徹底的に仕込まれたそうです。

中央公論社から出たいまでも人気の「シェフシリーズ」と「暮しの設計」。

すごく金のかかった編集で、もうこんなシリーズは作れないのでは?と思うほど。

おかげで料理の本には一当たりできたので、ずいぶん勉強になりました。

よかばい堂は料理の本・レシピ本の買い取りを積極的に行っています。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

追記:2014.2.27

今日お電話で『気軽に楽しむスペイン料理』という本についてお尋ねがありました。

このときに仕入れた本の1冊です。

中央公論の「暮しの設計」シリーズの一冊で古本価格にプレミアが付いています。

このシリーズや同じ中公の「シェフシリーズ」はけっこうプレミア価格になっているものが多いです。

ここでいうプレミアとは定価を上回っているという意味です。

絶版または品切れ重版未定の本で、需要が供給を上回と相場が上がります。

当たり前ですが、逆に絶版でも供給が需要より多ければ価格は上がりません。

中学校の社会科みたいですね。失礼しました。

おそらく今ではこんなに手間ヒマと予算をかけた雑誌はもう作れないのでしょうか。

そんなこともプレミアになる理由のひとつかもしれません。

ひとつのレストラン、ひとりのシェフを紹介するために1冊を費やしているという贅沢なつくり。

料理の写真を撮るにはまず料理を作らなければならない。

店側の協力も大変なものでしょう。

この本ができた1993年問えば、バブル期は一応終わってはいたものの、まだ世間的には相変わらず社用族が経費を使っていたころ。

リゾート開発も盛んであらゆる業界から「視察」という名の費用は会社持ちの旅行が盛んだったころです。

店側も協力すれば充分元が取れるほど客が来たのでしょう。

以上、サラリーマン時代を思い出しながら書いてみました。

でも、確かに当時は会社の金で仕事してるんだか遊んでるんだかわからない人が会社にたさんいました。

さらに、店側もメニューを増やすためにもこういう本の需要があったでしょうから、作ればどんどん売れたのだと推測できます。

以上一古本屋の勝手な憶測です。

きっと勘違いや間違いが多いでしょうから、ご指摘いただければ幸いです。

お電話いただいた方ともそんな話を数分して、なぜ相場が高くなっているかをご説明しました。

本に関するさまざまなお問い合わせお待ちしています。

本を売る時もできれば本棚の整理前にお電話ください。

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