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福岡市中央区でのCD・英語の専門書の買取


5月 24th, 2015 | Permalink

2015年5月23日

先日中央区の方からお電話をいただきました。

英語の学習書や楽譜は買い取れるかとお尋ね。

結論を言うとどちらも買えるもの買えないものがあります。

どこで見分けるかというと、出版社やタイトルから類推します。

でも手元に本が無い電話ではどうするか?

結局丁寧にお話を聞くしかない。

話をしているうちに少しずつわかってきます。

まず、その本を読んだのがご本人かどうか。

もしそうならさらに詳しくお尋ねします。

ここで著者名がすらっと出てくる人の蔵書には興味をひかれます。

なぜか?

特定の著者に影響を受けるほどある分野に力を入れた人は、それなりの蔵書を揃えていることが多いからです。

これが家族の蔵書の場合は違います。

失礼にならない範囲で「(そのご家族が)お仕事でお読みになった本ですか?」などと尋ねます。

すると、英語の教師をしていた父の本だとか、キルティングが趣味の姉の本だとかお話ししてくれることがあります。

ここまでわかると大きな手がかりです。

で、今回は電話での感触が良かったのですぐに参上したところ、予想通り。

英語の本も英検一級レベルの高度な本が多く、いい買取ができました。

査定しながらお話しているとさらに別の本やCDもお持ち下さり予想外のものまで買わせていただきました。

たとえばこんなの。

山口百恵や浅丘ルリ子のCD。

山口さんの「哀愁のコニーアイランド」はオリジナルとは違うバージョンですね。

大滝詠一ファンとしてはちょっと得した気分になるのでは?

本やCDレコードの整理の際はご相談ください。

意外なものに意外な値段が付くことがあります。

ご実家の整理で出てきた物も捨てる前にまずご相談ください。

よかばい堂

092-408-4208

福岡市南区寺塚1-26-18-101


 

古い雑誌を読む(2) サンデー毎日 昭和34年7月19日号 1959年


3月 4th, 2013 | Permalink

この美しい横顔の持ち主は影万里江さん。

どういう人か知らなかったのでウィキペディアを見たら、劇団四季の女優で浅利慶太の2番目の妻だったそうだ。

この表紙だけで充分素晴らしいが、中身も少し紹介。

表紙を開くといきなり最初の記事の見出しが飛び込んでくる。

目次はその下に。

当時はこういうレイアウトが主流だったのか。

「月給を2倍あげます 岸・池田のソロバン勘定」というのがその記事のタイトル。

いまや現代史の教科書にも出ている高度経済成長期の池田勇人の「所得倍増論」。

所得倍増といえば池田内閣と思っていたが、当時はまだ岸信介首相で池田勇人は通産大臣。

記事のリード部分にはこうある。

「月給がニ倍になる―庶民というものは、いつもこんな、いじらしい夢をみ続けている。

そこへもってきて、岸首相、池田通産相の”月給ニ倍論”だ。ホントかな?

ただ、口あたりのいいPR文句だったとしたら、それは罪というものである。」

時の政権を揶揄しつつも、どこか期待感をにじませた論調に時代の空気を感じる。

記事によれば、あるアンケートで調べた十万円あったら何が欲しいかというベストテンは、

1.テレビ、2.旅行、3.衣料品、4.写真機、5.電気洗濯機、6.電気冷蔵庫、7.電蓄、8.テープレコーダー、9.住居費、10.8㎜撮影機

だそうだ。

今日では1、4、7、8、10はすべてスマホ一台に入ってしまった。

(7の電蓄というのは電気蓄音機の略でいわばレコード等を再生するもののこと)

ここだけ見たら、当時のアニメや漫画以上の21世紀になっている。

社会科の「生きた教材」に使えそうな雑誌であります。

 

 

これで終わりかと思いきやどうしてどうして。

最後にこんな三行広告が載っていた。

今では新聞社系の雑誌では決して見ることのできない怪しげな広告。

中でも「奇書」の大書が目を引く。

岡田甫、水揚帳などの固有名詞を手掛かりに調べてみたが、大したことはない。

岡田は日本文学の研究者のようだし、水揚帳は江戸期の艶本らしい。

三行広告というだけで勝手にあやしげなものと思ってしまったが、どうやら思いすごしだったようだ。

追記:2枚目の写真の右上のダイヤエースの広告の写真は浅丘ルリ子さんです。

愛らしいですね。

古い雑誌を読む(1)


3月 4th, 2013 | Permalink

最近古い雑誌を立て続けに仕入れました。

週刊誌、女性誌、文芸雑誌などさまざまなものがありますが、ビジュアル的にも面白い広告やグラビアのあるものをいくつか紹介します。

昭和30年代から40年代のものが多く、このあたりは人気があります。

よかばい堂店主の10代20代とも重なっている頃なので、可能な限り記憶を呼び起こしてご紹介します。

まずは「週刊朝日カラー別冊 1970年 winter」

特集は「インテリア」

岸田今日子、石井好子、イーデス・ハンソン、勅使河原蒼風などが自分の部屋を紹介する内容。

岸田今日子には「新劇女優」という肩書がついている。

この年の前後から始まったテレビアニメ「ムーミン」で複数の役の声を担当していたと記億。

あと、五木寛之の「モルダウの重き流れに」が一挙掲載(100枚)。

この作品、この雑誌が初出だとは知らなかった。

「さらばモスクワ愚連隊」で直木賞をとったのが数年前だから、当時は新進気鋭の作家だったはず。

モスクワとかモルダウとかプーキシンなどといったロシア東欧の固有名詞を好んで使う人だった。

早稲田の露文科出身だからとういうこともあろうが、社会主義への幻想がまだ残っていた時代だからだろう。

その特集「インテリア」から横尾忠則のページをご紹介。

彼もまた当時は新進気鋭のデザイナーだったはずだ。有名なサンタナのレコードジャケットは多分この数年後。

写真右上の神棚横にビートルズの写真が貼られている。これはいわゆる「ホワイトアルバム」の付録。

横尾忠則にかぎらず多くの取り上げられた人の文はインタビューを起こしたもののようだが、高峰秀子の文章はご本人が書かれたもののようだ(違っていたらごめんなさい)。

あの男っぽい断定口調のエッセイのファンはおわかりだろう。

そうかと思えば、中にはこの短い文の最初から最後まで自慢話で埋め尽くしているご仁もおられる。

ご興味のある方は実物をご覧ください!

後ろ見開きにはサンスイのステレオの広告。

ページが折れて残念だが、もちろん浅丘ルリ子さん。

最近ご自身で二十歳前後の頃に小林旭と同棲していたと暴露したが、これはそれより数年後ぐらいだろうか。

浅丘さんは他の古雑誌でも拝見するが、本当にお美しい。

あと、忘れてはならないのがフランスの大スタージャン・ギャバンとの独占インタビュー。

よくインタビューできたものだと思ったが、編集後記でその経緯が説明されている。それに添えられたスナップ写真が魅力的だ。

大スターなのに大型セダンの後部座席じゃなく、小型車の助手席に乗っているのがちょっと不思議。

当時はフランスの代表的な大型車はぺちゃんこのカエルみたいなシトロエンだと思うが、それではなさそう。

もっと小さいクルマのように見える。

詳しい人ならこの写真だけで車種がわかるだろう。

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