電話をくださったのは東京の方。
こんど福岡市南区のご実家を整理しに帰るので本を引き取ってもらえるかというご相談。
うちからはほんの近くだし、もちろん快諾。
とにかく近いので、まずは本を拝見しましょうという段取り。
ご住所を聞くと本当にすぐ近く。
以前住んでいたマンションと同じ町内です。
近くには野間大池公園という大きな公園があります。
前住んでたマンションからはよく散歩に来ていました。
春先は池の中に亀がたくさん泳いでいたり甲羅干しをしています。
隣にはむかしダイエーが入っていたショッピングモールが今は中が入れ替わり、
地元のスーパーや100円ショップが入っています。
栄枯盛衰。
閑話休題。
約束の日に参上すると予想通りの立派な邸宅。
すでに大半の本は玄関先に並べられていました。
拝見すると有朋堂の漢文叢書など古くて珍しいものや、大邸宅につきもの(?)の美術全集なども。
とにかく全部処分したいとのことなので、その前提でお見積り。
欲しいものだけ買うなら〇〇円ですが、
全部持っていけと言われたら不要な本の処分費用△△円引かせてくださいというと
一発でOKをいただきました。
運び出してる途中で新たに謡の本のセットが木箱付で出てきたので、その分を追加見積もり。
帰り際に「午後の紅茶」を差し入れていただき感謝感激。
仕入れた本のごく一部を紹介。
いずれまたどんどん紹介していきます。
「福岡市市民録」これはかなり珍品。