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古本買い取り日記 福岡市とその近郊 (雑誌と専門書)


12月 11th, 2014 | Permalink

2014.12.5

今日は整理屋さんからの電話。

便宜的に整理屋さんと呼んでますが、いろんな方がいます。

今日の方はリフォームが本業。

営業しているとリフォームに合わせて解体・撤去の話を避けて通れない。

その際に出る古いモノの処分も一手に引き受けているという方です。

古本も回収してきた、とのことで弊店を呼んでくれました。

本は少ないながらこんなものがありました。

「増進会旬報」の古いモノ。

20冊以上まとまっていました。

本以外にはこんなものが。

ミラーマンの古いソフビ人形と蛇腹カメラです。

こういったものも本と一緒に買わせていただきます。

大掃除で出てきた古い本やおもちゃなどはよかばい堂にお売りください。

年末年始にご実家にいらした際に、眠っている古い本やおもちゃなどがあったらご相談ください。

本が好き、本を買うのはもっと好き。

よかばい堂がさまざまな本を買います。

「とにか丸ごと処分したい」

「高く売れるものだけ買ってほしい」

など、ご要望に合わせてご提案します。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

春日市桜ケ丘1-45

2014.12.12

雑誌は捨てないでください!

まずはこれがよかばい堂からのお願い。

「事典捨てても雑誌捨てるな」なんて

赤子泣いても蓋とるな、みたいな口調で。

百科事典は商品になりません。

ネットや電子辞書で調べる時代です。

よほど特殊なものを除き辞書類・事典類の古本には厳しい時代です。

むしろ雑誌の方がお値段が付きやすい。

理由は「捨てられてしまうから」。

残ってないから価値が出ます。

百科事典は元値が高かったので捨てるに捨てられずに数十年後の今に至るまで残っています。

死ぬまで捨てきれず、本人が亡くなりご遺族が売るケースが多い。

文学全集も同じ。

でもたくさん残ってる上に、今は売りたい人が多いので値が付きません。

逆に雑誌は読んだら捨てるものなので残らない。

だからもし今残っていれば価値が出ます。

たとえばこんなのとか、

八代亜紀さんじゃないです。

大信田礼子さん。

「同棲時代」を歌ってましたね。

都倉俊一と結婚したけどすぐに離婚したような記憶が。

その後見なくなった人のひとり。

平凡パンチ。

The Magazine for Men

篠ひろ子さん。

伊集院静さんと結婚しました。

この人も見なくなった。

仙台に落ち着いてるのかな。

こんなのも。

ちょっと色っぽい雑誌。

週刊プレイボーイ、平凡パンチ、週刊大衆、アサヒ芸能。

ここ数年のものは値が付きにくいですが数十年経ったものなら喜んで買います。

ちょっと堅めのこんな雑誌でも大丈夫。

これは坪内ミキ子さん。

お若い!

NHKの「連想ゲーム」に出ていた記憶が。

右側のシオノギの広告は三沢あけみさん。

これまたお若い。

週刊文春、週刊新潮、週刊朝日、サンデー毎日などなど。

これも古ければ(昭和期を中心に)買わせていただきます。

さらにはこんなのも。

これ、注目の対談です。

「忌野清志郎VS三浦友和」

清志郎の方が先に書かれている。

たしか彼らは立川か国立あたりの高校の同級生だったはず。

同級生対談。

三浦友和もごく初期にはミュージシャン志望だったけど、清志郎を見ていてとても自分はやっていけないと思い路線変更したとどこかで読んだ記憶が。

セブンティーン、週刊平凡、週刊明星、月刊明星、月刊平凡、週刊女性、女性セブン、微笑なども昭和のものならOK。

平成期のものもものによっては買えるかもしれません。

というわけで、これ以外にもいろいろありますがいずれまたお知らせします。

今日のところはこんなところで。

本が好き、本を買うのはもっと好き。

雑誌をお売りになる際はぜひご相談ください。

古書よかばい堂

092-408-4208

福岡市南区長丘4-2-2

2014.12.14

古い週刊朝日(昭和34年3月29日)で見つけた記事です。

「おらが村のヤンキー娘 ジョニ・ウエイト」

アメリカ人の娘が信州の村に住みついたという話。

今はやりの「日本大好き外国人」ネタがこの頃にもあったことがわかります。

このジョニさんに(「ジャニさん」じゃないよ)関心を持ったのでググってみました。

どうやらJony(またはYoni) Waiteという名前でケニアに住んでる80過ぎの女性アーティストがその人らしいと判明。

http://www.csmonitor.com/1984/0516/051600.html

さらにこの本に「ジョニ・ウェイトのこと」という章があります。

『山麓雑記』(池田三四郎著)

この池田三四郎という人はかなり高名な木工家だったようです。

この本によるとこの週刊朝日の記事がきっかけになったようで、その後のマスコミの取材ラッシュが起きたようです。

よかばい堂

古い本・新しい本

堅い本・やわらかい本

どんな本でも処分の前にご相談ください。

「こんなものは売れないだろう」というものが売れることが頻繁にあります。

ぜひ「処分前に」ご相談ください。

092-408-4208

福岡市南区長丘4-2-2

2014.12.15

きのうは夕方天神にいると店の電話が転送されてきた。

「今から本を持っていきたいのですが」とおっしゃるが、

残念ながら今は店にはいないというと夜また来てくれるとのこと。

夜7時ごろまたご来店いただきました。

あ、ここであわてて付け加えておきますが、便宜上「ご来店」と書きましたが弊店には店舗はありません。

なので路上での買い取り。

理学療法士さんのテキストその他でした。

この種の本は今年10回目ぐらいでしょうか。

見た瞬間に値のつく本とつかない本がわかるようになりました。

2014.12.18

牧紀子。

きれいな女優さんです。

1959年に高校卒業し松竹入社。

大きな期待とともに何本かの映画で主役を演じるも1964年に結婚。

その後引退し数年前に訃報が伝えられました。

じつは興味深いエピソードがありますに出ています。

あの王貞治さんと高校時代手紙のやり取りを続け、その数段ボールひと箱になったとか。

牧紀子さんの詳しい記事

記事の出どころは読売新聞だそうですから、あながちでたらめでもなさそうです。

1967年の雑誌「マダム」(鎌倉書房刊)です。

▲ちなみにこの表紙の人は藤村志保さん

ここではモデル姿の牧紀子さんが見られます。

結婚して数年後だからまさに「マダム」。

今見ても古くささを感じませんね。

もちろん服やメイク・ヘアデザインなどの要素もあるんでしょうが。

2014.12.19

今日は3件の買い取り。

1件目は医学書。

北九州からわざわざお越しの方。以前も一度お売りいただきました。

2件目は太宰府で児童書など。

いつもお世話になっている古物商の方からのご紹介いただきました。

3件目はリフォーム屋さん。

今日で3回も声をかけていただきました。

リフォームのついでに不用品の整理も頼まれることが多いそうで、本も頼まれるそうです。

今日はこんなのを仕入れました。

榊原郁恵さんが表紙の子供向け料理本。

「なべつぐのあすなろ数学」

これはちょっと珍しい「オリオン社」の通信添削。

今日はこんなところで。

よかばい堂

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2014.12.22

朝電話をいただき昨日の午後に参上。

看護学の本を買い取りました。

看護学の本と一口に言っても、学生のテキストは値崩れしているものが多いです。

アマゾンで1円本はざら。

なのでそれらの本は根の付かないものもありますが、この日は教える側つまり教師用の本でした。

もちろん値崩れしてないのでしっかり買い取り価格も出ました。

実はこの売主様の家の前にはちょっとローカルな古本チェーン店があります。

その方が言うにはその店にもっと綺麗な本を持って行ったけど数百円にしかならなかったとのこと。

冊数が違うだろうから単純に比較はできないけど、ざっくり一桁の違い。

しきりに残念がってらっしゃいました。

よかばい堂は分野を問わず専門書を買い取ります。

専門性が高いと買い取り価格も高くなる傾向があります。

この査定法だと、「きれい」「きたない」の二分法の査定では出せない価格が出ます。

無料で出張査定に参上します。

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福岡市南区長丘4-2-2

古書よかばい堂

福岡県古賀市で芸能雑誌の出張買い取り


1月 27th, 2014 | Permalink

今日は日曜日。

弊店はいまのところ(2014年1月現在)定休日なしで頑張っております。

すると古賀市から買い取り依頼のお電話。

休みの日に家の中の整理をしていて本を売ろうと思う方は多いです。

この方もそうだったのかもしれません。

 

よかばい堂から古賀市へは博多バイパスを使い香椎に出て、あとは和白・新宮経由で行きます。

 

昭和の雑誌があるので買ってくれないかとのご相談。

善は急げで、その日のうちに行ってきました。

こんな雑誌を買わせていただきました。

 

こうやって見るとなかなか壮観。

1970年代前半の平凡と明星が中心。

週刊テレビガイドや週刊明星も数冊混じっています。

また付録のソングブック(歌本)もかなり残っていました。

表紙には昭和のアイドル揃い踏み状態。

天地真理、小柳ルミ子、南沙織のナベプロ三人娘。

野口五郎、西城秀樹、郷ひろみの新御三家(橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦が元祖の御三家)。

さらにはホリプロから桜田淳子、山口百恵が、香港からはアグネスチャンが参戦してきます。

中の記事を読みだすときりがありません。

さきほど見つけて気になったのは森田健作と沖雅也の対談。

ここでご紹介しようと思ったけど、本の山に埋もれてしまいどこにあるか分からなくなりました。

でも、今となっては対照的とも言える二人の対談、気になるので、またいずれ出てきたらご紹介しましょう。

森田健作はいまや千葉県知事。「青春の巨匠」と半ば揶揄を込めて呼ばれていた時期もあります。

片や沖雅也は京王プラザホテルから投身自殺。

しかも遺書は同性愛の相手へ向けたもので、そこに書かれた「おやじ、涅槃で待つ」が一時話題に。

いまでも涅槃という言葉を聞くと沖雅也を思い出す人は私ぐらいの年代だと多いと思います。

ウィキペディアによれば沖雅也は老醜をさらしたくないから30歳過ぎたら生きていたくない、というようなことを若いころから周囲に話していたらしい。

享年31歳。

そんな沖と警察官の息子で「青春の巨匠」である森田とが対談で何を話したのか気になります。

「君ぃ~、そんなことでいいのかぁ~」といきなり説教モード全開になってるんじゃないかと思うけどどうでしょう。

それとも沖が本心をひた隠しに隠しつつ森田の青春全開モードに話を合わせるのか。

興味津々。

 

 

というわけで、この程度の分量の本があれば、福岡市近郊でも喜んで参上します。

もちろん切り抜きが無く、付録がすべて揃っているものがベストですが、そうでなくても構いません。

まずはお電話でご相談ください。

古書よかばい堂

092-408-4208

 

090-3664-6867(携帯)

まで。

 

 

追記2014.2.9

見つかりました!

森田健作と沖雅也の対談。

「平凡」1972年8月号。表紙は野口五郎と小柳ルミ子。

 

それにしても当時は八重歯はチャームポイントと捉えられていました。

隠しだても矯正もしなかった。

ではルミ子ちゃんの見事な八重歯をどうぞ!

 

たぶんご本人も今は矯正されていることと思います。

あれは多分アメリカ人の美意識が輸入されたんじゃないでしょうかね。

ローティーンが矯正器具(ブリッジ)をしていてキスがうまくできない、なんてシーンをアメリカ映画で何度か見たような気がします。

 

でも、こないだyoutubeを見ていたらフランスの60年代のアイドル、シルビー・バルタンさんもデビューしたての頃は見事な隙っ歯だったことをしりました。まあ、どこの国も多少の歯の凸凹には鷹揚に構えていたのではないでしょうか。

 

話を戻すと、森田・沖対談。

 

これです。

「男同士、キビシク生きなくっちゃ」は森田健作の口から吹き出しが出てます。

 

実際に彼が言ったセリフかどうかはわからないけど、どっちかといえば彼が言いそうなセリフではあります。

 

 

 

沖雅也は1952年6月生まれだから当時二十歳になるかならないかの頃。

森田健作は1949年だから既に23歳前後。

35点とか13点とか見出しにあるのは、自分たちの歌を100点満点で自己採点した点数。

沖雅也が「おれたち2人は、自分にきびしい人間の代表みたいなもんだ」と言ってるのが興味深い。

ウィキペディアによればこの頃からすでに30歳過ぎて老醜はさらしたくないと言っていたというから、理想が高いというか見果てぬ夢というか。

 

女の子と高原をデートしていた夢を見たという沖雅也。

 

 

それにしても案外気軽にため口に近いしゃべり方なんですね。

森田健作は、このての長幼の序については極めてうるさそうな感じがしたのでちょっと意外。

昔はあまりうるさくなかったのかなあ。

 

 

 

 

 

福岡市中央区赤坂で古本出張買い取りしました。石原裕次郎の雑誌


11月 8th, 2013 | Permalink

よかばい堂主人の行きつけの居酒屋が福岡市の警固という場所にあります。

その名も「警固2-14」というのが屋号。住所そのまま。

警固といえば周囲にけやき通り、大名、国体道路、薬院などとメジャーなスポットが多いところ。

私もサラリーマンの時からお世話になっているお店です。

その店のママさんのご主人で経営コンサルタントの方が去年亡くなりました。

その際も蔵書をお譲りいただいたのですが、

今回新たに裕次郎ファンだったご主人の残した雑誌類が出てきたのとのことで譲っていただきました。

裕次郎の葬儀では神田正輝に松田聖子が寄り添っているのを見て、

「あ、この頃はまだ離婚したなかったんだ」などと思い出したりしてなかなか仕事が進みません。

なかなか珍しいものもあります。

昭和の雑誌は「熱い」です。

喜んで買い取りに参上します。

よくあるのは、雑誌を処分して文学全集を売るお客様。

逆です!

文学全集は値がつかないことが多いですが、芸能・サブカル・ファッションなどの「やわらかい」雑誌は、

比較的値がつきやすいです。

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