2015年5月23日
先日中央区の方からお電話をいただきました。
英語の学習書や楽譜は買い取れるかとお尋ね。
結論を言うとどちらも買えるもの買えないものがあります。
どこで見分けるかというと、出版社やタイトルから類推します。
でも手元に本が無い電話ではどうするか?
結局丁寧にお話を聞くしかない。
話をしているうちに少しずつわかってきます。
まず、その本を読んだのがご本人かどうか。
もしそうならさらに詳しくお尋ねします。
ここで著者名がすらっと出てくる人の蔵書には興味をひかれます。
なぜか?
特定の著者に影響を受けるほどある分野に力を入れた人は、それなりの蔵書を揃えていることが多いからです。
これが家族の蔵書の場合は違います。
失礼にならない範囲で「(そのご家族が)お仕事でお読みになった本ですか?」などと尋ねます。
すると、英語の教師をしていた父の本だとか、キルティングが趣味の姉の本だとかお話ししてくれることがあります。
ここまでわかると大きな手がかりです。
で、今回は電話での感触が良かったのですぐに参上したところ、予想通り。
英語の本も英検一級レベルの高度な本が多く、いい買取ができました。
査定しながらお話しているとさらに別の本やCDもお持ち下さり予想外のものまで買わせていただきました。
たとえばこんなの。
山口百恵や浅丘ルリ子のCD。
山口さんの「哀愁のコニーアイランド」はオリジナルとは違うバージョンですね。
大滝詠一ファンとしてはちょっと得した気分になるのでは?
本やCDレコードの整理の際はご相談ください。
意外なものに意外な値段が付くことがあります。
ご実家の整理で出てきた物も捨てる前にまずご相談ください。
よかばい堂
092-408-4208
春日市桜ケ丘1-45