古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

福岡県那珂川市でCD・レコード・映画の本の出張買い取り


11月 13th, 2024 | Permalink

 福岡市内で大手マスコミで働いていた方の蔵書だったようで、レコード・CDや映画などの本を大量に買いました。

 那珂川市は近年いろんな店ができたり、モンベルのキャンプ場やショップができたりしてそれなりの活況を呈してます。糸島はすでにブランド化してますが、那珂川市や篠栗町など近郊の市町も店が増えてきて楽しみです。佐賀の吉野ヶ里遺跡に向かう近道でもあり、ダムができて道も整備されたので交通量も増えてきたようです。

月刊フォーNET 連載コラム 「ネット古本屋のつぶやき」 10月号


10月 30th, 2024 | Permalink

「ムードミュージック」は死語なのか?の巻

 

 ムードミュージックという音楽ジャンルをご存じだろうか?

 今や誰も見向きもしなくなった前世紀の遺物。そのネーミング自体もあまりのダサさからか、ある時期からイージーリスニングなどと呼ばれるようになった。デパートやホテルでBGMとして流れる、あの毒にも薬にもない音楽。

 さて、私の手元にはいま『僕らのヒットパレード』という本がある。片岡義男と小西康陽の共著だ。この親子ほどの年の離れたふたり(片岡は1939年生、小西は1959年生)が音楽について語り合うのだが、それがジャズでもロックでもなくなんとそのムードミュージックについてなのである。ポピュラー音楽を語らせれば当代きってのふたりが、よりによってムードミュージックについて語るのだ。面白くないはずがない。

 片岡義男という作家は、アメリカのポップカルチャーやその音楽に詳しい。小西康陽はピチカートファイブという音楽ユニットのリーダーでDJでもあり、オタク的にロックや歌謡曲はもちろんポップミュージック全般に極めて詳しい。その二人が好きな音楽について文を書き、対談したものをまとめた一冊だ。

 ロックンロール以前はシナトラやドリス・デイなどの歌手もいたが、ビッグバンドやオーケストラによるボーカルのないインストルメンタルもポピュラーミュージックの主流のひとつをなしていた。そこにアメリカの才能が集結していたと片岡は言う。おお、やはりそうなんだ、そりゃそうだよな、と中学生時代にムードミュージックにかぶれた黒歴史を持つ私は大いに同意する。コール・ポーター、ビクター・ヤング、ホーギー・カーマイケル、アーヴィング・バーリンなどの名前は、ロックンロール以前のヒット曲を作った才能たちだ。

 当時の我が家にもご多分に漏れずオーディオセットがあり、父のレコードのうちクラシックと邦楽を除くと、大半はロックンロール以前のムードミュージックや映画音楽だった。彼らは世代的にロックンロールに馴染みがなかったからだ。我々世代がラップになじまず、いまだにユーミン、サザンを聴いているのと同じか。

 身近にある音楽といえば学校の唱歌とテレビから流れてくる歌謡曲だけだった子どもが、音の出るステレオという機械が気になってレコードをかけてみて、新たな音楽の世界にめざめるというのは、当時よくある話だったのだろう。

 するとどうしても親の音楽の影響を受けてしまうのだが、これが年長の兄弟姉妹がいるとそちらの影響を受ける。わが世代だと、ビートルズはむろんピンクフロイドやレッドツェッペリンにイカれたマセガキは、だいたい兄か姉がいたように思う。兄姉がおらず直接親の影響を受けると、ひと世代上のムードミュージック、映画音楽、ラテン音楽などとなってしまうのだ。

 高校の頃、同級生に「キミ、ビートルズが好きなの?オレはクリームが最高だと思う。やっぱクラプトンだわ」なんていうヤツがいた。小馬鹿にした態度は気に食わないのだが、知らないミュージシャンの名前を出されると、自分には修業が足りないという気になった。そのうち勝手に「クラプトンなど>ビートルズ>その他洋楽(含むムードミュージック)>歌謡曲」といったポピュラー音楽のヒエラルキーを勝手に内面化していたのである。

 だがこの本には、そんな思い込みを軽妙に乗り越えていく力がある。いまさらながらありがたく啓蒙された。

福岡市南区でレコード・CDの出張買い取り


10月 28th, 2024 | Permalink

寺塚店の目と鼻の先のマンションからのご依頼。ご主人が残したレコードなどを買って欲しいとのこと。クラシックジャズが中心でした。売主さんは、よかばい堂寺塚店の前を通るたびに「レコード・CDを処分しよう」と思っていたとか。ありがたいです。

月刊フォーNET 連載コラム 「ネット古本屋のつぶやき」 5月号


5月 30th, 2024 | Permalink

 いまでも手帳を使っている人はどれくらいいるのだろうか? スマホでスケジュール管理をしているから手帳は不要だという人もいるだろう。わが家のカミさんなんぞは冷蔵庫に貼ったカレンダーでスケジュール管理をする強者だ。

 私は長いこと手帳を使ってきていたが、ここ数年スマホのカレンダーでスケジュール管理をするようになり、手帳に白いページが増えてきたので思い切って買うのをやめてみた。

 たしかにスケジュールの管理だけでいえば、スマホは便利だ。なにしろ手帳を持ち歩く必要がない。スケジュールを忘れないようにアラームを鳴らすこともできるし、過去の書き込みを検索するのも容易だ。

 ところが、である。過去の事歴を思い起こそうとすると、これが案外不便なのだ。手帳にはスケジュール管理の面とは別に、日記または記録という面がある。ピンポイントで一つの出来事を探し出すにはスマホは便利だが、過去の出来事の有機的な繋がりを見ようとすると掴みにくいと感じる。デジタル画面をスワイプしたりスクロールする行為には身体的な実感が伴わないから何年さかのぼったかわかりにくい。これは、デジタル機器へのリテラシーの低さの問題なのだろうか。じつはそれだけではないのではないか、という気がしているのだ。

 私は2010年から15年ほど「ほぼ日手帳」という糸井重里プロデュースの手帳を使ってきた。1日1ページの日記形式で、1冊で1年分。文庫本と同じ大きさだ。

 毎年巻末にその年の個人的な10大ニュースを書いておき、後から記憶を辿る際の手がかりとしている。

 ここ2年ほど、価格が高いことと糸井重里に違和感を覚えたことでこの手帳をやめていたのだが、また戻ってきてしまった。というのも紙質・書き味などの総合点で悔しいが他に代わるものは見つからないのだ。同一サイズのものがずらりと書棚に10数冊並ぶ快感も捨てがたい。

 さて、その巻末の10大ニュースを「脳を活性化する自分史年表」(藤田敬治)という本に転記するのだが、こうすると1冊で自分の半生が見渡せるようになる。この本はその年の重大事件や世相の横に個人の記録が書けるので、記憶を辿るのに重宝している。

 手帳の話に戻る。過去の出来事を調べるにあたって、一冊ごとに手帳を開くことで、身体的・心理的に区切りというか、記憶を辿る手助けになっている感覚がある。デジタルのカレンダーだとひたすらスクロールするだけなので、年数を遡った実感が伴なわず隔靴搔痒の感が拭えない。

 じつはアナログレコードの再評価が話題になっているのも、これと同じ構造があるのではないかと睨んでいる。ジャケットからレコード盤を取り出しターンテーブルにのせ針を落とす。この一連の操作が音楽を聴くための小さなイニシエーションになっている気がする。音楽も遡れば祭儀に発しているだろうから、傾聴にあたり儀礼を通過するのはありうべきことにも思えてくる。というと大げさだが、日常を離れて音楽を聴くモードに入るための区切りを付けるには、ちょっとした作業が有効なのだろう。

 過去の記憶を呼び起こし自分の歴史を組み立てることも、ある種日常からの離脱だから、デジタル画面を延々とスワイプするよりも手帳を一冊づつ開く方が「テンションが上がる」気がするのだが、どうだろう。

 

 

 

福岡市早良区でジャズと英語とドイツ語の本の買取り


7月 11th, 2020 | Permalink

2020.7.11

引越しの準備中とのことだったので、電話を切ってすぐに向かいました。

航空会社でパーサーをされていたご主人の本だということで、ジャズと英語とドイツ語の語学の本が多かったです。

レコードとCDはすでにお売りになったとかでした。

査定額を申し上げたらCDレコードよりも高かったようで、驚かれました。

弊店で引き取り出来ない百科事典等については廃品処理をする業者をご紹介。

近日中に買取りの本をご紹介します。

092-408-4208

LINE買取りのQRコードです。↓

西鉄電車内で広告を出しました


7月 1st, 2019 | Permalink

2019年7月1日

今日から西鉄電車の車内の扉近くに広告を出します。

福岡市博多区美野島で雑誌・レコードの買取


10月 22nd, 2013 | Permalink

福岡市博多区の美野島。

百年橋の近くです。

よかばい堂からは平尾の住宅街を抜けたらすぐの場所。

今日はポパイのバックナンバーと懐かしいレコードを買取ました。

昭和期の雑誌は基本的に買取歓迎のものが多いです。

処分をご検討の場合はまずご相談ください。

思わぬお宝が紛れていることがあります。

092-985-3983

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