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2月 12th, 2014 | Permalink

千葉県松戸市の市長をした松本清氏を中心に取材したルポルタージュ。

著者の大隈秀夫は福岡高校出身で元西日本新聞社にいた人なんですね。

初めて知りました。

 

 

松本清さんがアイデアマンだったという話は有名。

選挙にも使えるし店名の宣伝にもなるという理由で店舗名を「マツモトキヨシ」としたという話も聞いたことがあります。

松本清関連には何冊か本が出ていますが、これが最も古いもののひとつではないでしょうか。

1971年の本です。

 

 

よかばい堂は古い本の買い取りをしています。

古いモノなら雑誌・チラシの類でも興味あります。

できれば整理する前におよびいただけると思わぬお宝を買わせていただけるかもしれません。

092-408-4208

 

 

追記:2014.3.25

この本は遠方の方から買い取らせていただきました。

「笑っていいとも!世界にひろげよう友だちの輪ッ」part1~6

この番組もあと1週間で終わり。

今日も昼休みに見てたら、いよいよカウントダウンが始まってるようでした。

過去のテレフォンショッキングを集めた本6冊。

ちょっと読み出したら止まらないほど面白い。

 

 

というのは、今では考えられないような奔放な発言が飛び交っているから。

たとえばpart1に出てくる青江三奈や松尾和子の発言たるや、今の基準では「放送事故」と呼ばれること間違いなし。

こんな具合です。

 

読めましたか?

写真が小さい人のためにテキストを書き起こしておきましょう。

青江  (注:青江ファンの小学生が学校に行くと周りから)お前は”気違い”だって言われるって。

タモリ ハー。

(中略)

タモリ 放送禁止用語がペラペラと…いいですねェ昼間の生番組は(爆笑)。

 

さすがにタモリが取り成してはいるものの、テレビ慣れしているはずの芸能人の口から「気違い」ということばが出てくるというのには軽い驚きが。

こういうところに世の中の「空気」の移り変わりを感じますね。

 

これ、いつごろでしょうか。

本の奥付を見ると昭和58年。つまり1983年。31年前です。

番組開始はその前年1982年10月。

生のバラエティ番組じたいが少なかったので、まだ慣れていない芸能人が多かったのかな。

 

青江三奈は1940年生まれだから当時43歳。

すごいおばさんみたいに言われているけど今に当てはめると1971年生まれ。

調べてみると工藤夕貴や川原亜矢子、藤原紀香、壇れい、松嶋尚美、牧瀬里穂あたり。

彼女たちをおばさん呼ばわりすることはちょっとためらいます。

このあたりにも時代の変化を感じます。

 

さらに松尾和子の発言はもっとすごい。

松尾 ウン。それからねェ…。

タモリ (注:趣味が多いという松尾に対し水を向けるように)覚醒剤。そんな事はない…。

松尾 エッ! 覚醒剤はやってないのよネ。

タモリ ああそうですか。

松尾 一回やってみたいと思うんだけどねェ。

タモリ やらなきゃ、一人前の芸能人じゃございませんよ。

松尾 本当?

タモリ 私なんか出がけに今、覚醒剤一本打ってスキーッとして出てきたんですけどもネェ。エヘヘ。会場に配っているんです。こうやって入口で覚醒剤をみんなに…。

松尾 ちょうだいよ!

 

 

なんなんでしょう。このノリ。

いまこれやったら大炎上じゃすまないどころか芸能人終わりじゃないでしょうか。

 

いえ、もちろん眉をひそめて叱責しようなんて気はさらさらありません。

それよりもこんなジョークが言えない時代は少し窮屈だと感じます。

 

 

というわけで、今では御法度のジョークや放送禁止用語満載のこのシリーズの面白さが少しはお伝えできたでしょうか。

 

 

こんな本をお持ちでお売りになりたい方はよかばい堂にご相談ください。

喜んで買取致します。

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追記:2014.4.2

なんと大滝詠一が「いいとも」のテレフォンショッキングの電話に声だけ出演したことがあるのをご存知でしょうか?

電話を掛けたのは細野晴臣。

上の本の「part3」に出ています。

タモリが明日の予定を聞くと、「明日はスタジオ入っているんです」と応える大滝。

本によると細野の言葉は

いや…絶対出て欲しいんだけど…じゃさァ…今度ね。(電話切る)」

とあります。

 

セリフ中の「…」には書き起こしてない言葉が含まれているのか、わかりません。

「いいとも グランドフィナーレ」ではこういう秘蔵VTRが見たかったんだけど残念ながら出てきませんでしたね。

 

 

 

 

追記:2014.3.26

今日仕入れた本。

「ロック音楽事典」

中村とうよう編著

 

 

 

1971年の本。

この発行年がポイント。

ビートルズは解散して間もないころ。

「ビージーズ」の項を見ると面白い。

「その後も再編したり再解散したりの噂で、現在どうなっているのかよくわかない」とあります。

1971年はそういう時期だったんですね。

そうやって一旦は消えたかに見えた彼らも数年後にはヒットチャートに戻ってきます。

まったく別の姿になって。

 

映画「ちいさな恋のメロディ」の挿入歌「メロディフェア」や「マサチューセッツ」の、いかにもフォークグループといったコーラスが印象しか記憶になかったビージーズがある日突然ディスコサウンドで甦り「サタデーナイトフィーバー」の頃にヒットを連発した時は、最初同じ名前の別のグループかと思いました。

 

これって、言ってみるとトワエモアの路線から、エグザイル、は当時無かったから、つのだひろの路線に変更したような唐突な印象を受けました。

日本におけるファン層はきっとキャンパスにおける女子大生(カレッジフォーク)から、ヤンキー・ツッパリへと大きく変わったはずです。ショックを受けた元ファンも多かったのではないでしょうか。

 

 

それにしても「現在どうなっているかわからない」というほど、いわば「あの人はいま」状態になっていたんですね。アメリカ本国ではどうだったかは知りませんが少なくとも日本ではそうだったようです。

アメリカ本国と書いたけど、この本によるとオーストラリア出身で最初英国で人気が出たようです。

 

 

 

追記 2014.6.28

新しく仕入れた本をご紹介。

『最新 世界のみやげと一流品』

著者は水野潤一。

出版社の白陵社からは同じシリーズで海外旅行シリーズが多く出ています。

初版は1966年ですが、これは1971年の改訂版。

それでもまだ1ドル360円の時代。海外旅行は高値の花でしたが、周囲の大人にハワイや香港に行く人が出始めていました。

この頃ニクソンショックが起きて為替が変動相場制へと移っていきます。

前年の大阪万博もあり、徐々に海外旅行が大衆化していく前夜とでも言える頃でしょうか。

中学生だったこの頃に、1ドル3ドル旅行みたいなタイトルの本を読み、海外旅行へ夢を馳せていたことを思い出します。

考えてみたら敗戦からたったの26年しか経ってない年です。

いまから26年前とえば1988年。

バブル経済の真っただ中。

年月の経過は感じますが、現在とつながっている感じがします。

当時の大人たちも戦争体験は近い過去として繋がっていたのでしょうか。

 

2014.7.2追記

 

大手チェーン店に本を売りに行って待ち時間にぶらぶら。

古本屋でも本を売りに行くことがあります。

仕入れた本を全部置いておくにはスペースが足りないし、値崩れしている本もある。

たとえばバラのコミックなどネットでは値崩れしていて1円本が多く売りづらい。

逆に大手チェーン店は数円で買っても100円で売れば利益になるので買ってくれます。

 

 

そこで見つけたのがこの本。

私が子供のころにベストセラーだった、石原慎太郎の『スパルタ教育』

光文社カッパブックスから初版が昭和44年(1969年)に出ている。

子どものときには「スパルタ」と聞いてぼこぼこに殴られる(自分が子どもだから教育を受ける側と認識していた)と思って、

おそろしい本だと思っていました。

自分自身が人の親となったいま、中身を見てもさほど過激な主張がなされているようには見えません。

もちろん子どもにやたらと体罰をしろと言っているわけでもない(当たり前だが)。

 

 

 

表紙はたしか当時も話題になった、おちんちん丸出しの絵。

裏表紙は三島由紀夫の推薦文。

その真ん中に息子たちとともに草むらに佇む著者の近影。

どうでしょう?

これだけで興味津々の方もいらっしゃるのでは?

この数年後にこの推薦文をものにした文豪は去り、さらに年月を経て息子たちの数人は周知の人となりました。

こういう風に当時はありふれていたベストセラーの本が数十年たって別の文脈に置くと俄然あたらしく感じる。

まったく別の本のように思える。

こういうのが古本屋の面白味だと思い仕事を続けています。

 

 

 

よかばい堂ではこのようなロックや音楽、サブカルチャーの本の買い取りをしています。

まずは気軽にご相談ください。

無料で出張見積もりいたします。

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2014-7-8追記

 

白木原で買取りをしてたら、別の方からお電話を頂戴しました。

弊店(店舗なし、事務所のみ)までお越しになるというので、白木原の買い取り後とんぼ返り。

少しお待ちいただいたけど無事お見積り。

「材料料理大事典」4巻と「素材百珍」全8巻をお譲りいただきました。

ヤフオクに出品予定です。

 

昨日まではずっと雨が降っていたけど、今日になり本格的に熱くなりました。

今シーズン初めてエアコンを入れました。

買い取った本を運ぶと汗がどっと出ます。

一仕事終わった後のビールが美味い季節になりました。

 

 

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2014-7-10追記

 

今日ご紹介するのは『信州松本の古作押絵雛』

きれいな写真集です。

昭和58年初版。

奥付をみると著者の田中磐という人は柳田國男のお弟子さんのようです。

押絵雛という名称からもわかるように、平面的なお雛様。

松本の郷土のものなのかもしれません。

 

 

 

 

もう一冊は『私は見た!謎と怪奇の世界 ザ・宇宙人』

これもけっこうレアな本です。

 

よかばい堂ではさまざまな本を買い取りします。

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中央区六本松・大濠地区での本の出張買取 鍼灸 医学書  絵本 料理の本


2月 11th, 2014 | Permalink

お電話での話では料理の本をお売りになりたいとのこと。

六本松・大濠・草香江地区は環境も良く憧れの場所です。

我が家の奥方もどうやらこのあたりに住みたいとことあるごとに言います。

そりゃそうでしょう。

余裕があればこんな場所に住めたらいいですね。

 

 

天神や赤坂に近いうえ大濠公園がすぐ隣。

そう。この大濠公園は実に魅力的です。

我が家でも半日遊ぶためにクルマで行くことがあります。

自宅から歩いて行けるこのあたりは本当にうらやましい。

大濠公園の隣にある舞鶴公園(旧福岡城跡)も公園整備が進んでいます。

平和台球場はとっくに解体され現在その跡地が発掘調査中。

むかし外野スタンドの下からは鴻臚館(こうろかん。平安時代の公益施設)が出てきました。

福岡高等裁判所も現在は旧福岡城の域内にありますが、すでに六本松の旧九州大学教養部跡地への移転が決まっているようです。

移転後は福岡城跡として一体的に公園開発が予定されているようです。

黒田官兵衛が大河ドラマで脚光を浴びているけど、いまのところ福岡城の天守閣があったという確たる証拠も図面もないため、

天守閣の復元工事には至っていないようです。

まあ、無いなら無いでそれなりに城址として公園になるのでしょう。

 

これからは花見の季節。

さらに春になると散歩やサイクリングが楽しい季節で大濠公園はますますにぎやかになります。

 

 

そんな大濠の近くの立派なマンションへ本の買い取りに。

料理の本を集めていらっしゃる方でした。

 

本のコレクションを見せていただきました。

入江麻木さんの本もしっかりコレクション。

土井勝さんの奥さん土井信子さんの本や古いミセスなどいろいろ。

昔の月刊誌「ミセス」の撮影をしていた大倉舜二さんの素晴らしさを説明されました。

当時はスタイリストという職業が確立していなかった時代で、その役割をカメラマンがある程度になっていたそうです。

そこでカメラマンのセンスが写真の出来を大きく左右したとか。

 

 

夏目雅子が和服を着たグラビアページを見せてくださいましたが、素晴らしいものでした。

ご夫婦そろって本がお好きなようです。

 

 

よかばい堂は料理の本も買い取りをしています。

古い本も喜んでお見積りします。

ぜひお電話でご相談ください。

092-408-4208

 

 

 

追記:2014.2.25

今日も大濠地区での買い取りに行ってまいりました。

正確な住居表示は荒戸ですが、大濠公園のすぐ近く。

反対側には桜の名所西公園もあるし、福岡ドームもすぐ近く。

福岡に住む上でこんなに立地条件がいいところもそう多くはないと思います。

 

 

今日は絵本を中心にお売りいただきました。

福音館の絵本などいわゆる良書と呼ばれる本が多かったです。

「どろんこハリー」

「ぐりとぐら」など懐かしい本がたくさん。

よかばい堂店主もこの商売のきっかけは大量に買った絵本の処分に困ったから。

子どもが大きくなると絵本はまっさきに処分されやすいです。

大人になってどうしてももう一度読みたいと思ったらまた買えばいいと割り切っている人も最近いるようです。

ネットで気軽に買えるようになったことも一因かもしれません。

 

 

絵本の処分をご検討ならよかばい堂にご相談ください。

もちろん無料で出張見積もりいたします。

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2014.6.28追記

 

中央区地行で鍼灸の本の買い取りをしました。

毎年のように鍼灸の本の買い取りがあります。

専門学校の学生さんからの話がほとんどです。

一度だけ未成年の方が本をお持込になったことがありましたが、保護者の方の同意書が必要となるため商談を保留させていただいたことがあります。

このブログをお読みになってる方で、未成年の方でしたら、この点をご留意ください。

 

話を元に戻すと、鍼灸の専門学校のテキストは医学書やそれに準じたものが多く高額なものが多くあります。

お売りになる方は卒業した方、資格を取得した方以外にも何らかの理由で学業を中断する方もいらっしゃるようです。

大手のチェーン店などでは定価数万円の本でも数100円でしか評価されない、ということもあるようですが、よかばい堂では相場に応じて数千円で買わせていただくこともあります。

ぜひお電話でご相談ください。

 

 

092-408-4208

 

福岡市近郊での本の大量処分はお任せください!


2月 8th, 2014 | Permalink

2016.5.31

 

大がかりな移転や事務所の閉鎖などで大量の本を処分したい、というお話をいただきます。

担当者の方は慣れない作業で大変な思いをされることが多いです。

誰だって大量に本を処分する経験なんて一生に何度もあるものではありません。

だからどうやっていいかわからない。

どこから手を付けていいのやら…。

 

 

よかばい堂ではそんな売主様への解決策をご提案いたします。

1)本は「古い本」「新しい本」それぞれ価値に応じたお見積りをします。

2)不要な本の廃棄処分についてもなるべく処分費が小さくなる解決法をご提案します。

3)古本以外の古美術品(陶磁器等)や絵画・美術品については、弊店の取引先や古書組合のネットワークで専門店をご紹介いたします。

 

 

 

事務所移転・事務所閉鎖・遺品整理などで大量の本や古道具類を早急に処分されたい場合は、よかばい堂にご相談ください。

お電話でご相談を承ります。お気軽にお掛けください。

古書よかばい堂

092-408-4208

 

 

 

 

先月は福岡市内で広告関係の事務所の閉鎖に伴う大量の本の処分を請け負いました。

その際のお客様のご要望はこうでした。

1)すべての本と雑誌・紙類を処分したい。

2)値がつくものは買い取ってほしい。

3)値がつかないものも処分したい。

 

 

事務所で仕事に使われていた本なので、大型の写真集などの重たい本が大量にあります。

それ以外にも仕事で使った雑誌が大量に。

ふつうの古本屋は、値がつく本はお金を出して買いますが、それ以外の本には見向きもしないことが多いようです。

逆に古紙回収業者に頼めば、高い本も全部「古紙」として回収され、場合によっては処分費用まで払わなければならない。

 

 

そこでよかばい堂がとった方法はこうでした。

1)値の付く本と値の付かない本を仕分ける。

2)値の付かない本はまとめて古紙回収業者に引き取らせる。

3)トラックと搬出要員を用意し一気に大量の本を搬出。

4)見積費用は本の買取価格と古紙回収の費用を相殺しご提案。

 

 

お客様のお時間の応じて、1日で完了することもできます。

上のケースでは2日に分けて作業をしました。

 

古書よかばい堂

092-408-4208

 

 

 

 

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