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青果市場にて古書買い取り用の段ボールの購入


1月 21st, 2014 | Permalink

古本屋が重宝する箱といえば、何といってもバナナの段ボール!

ストックホルムの古本市だったと思うけど、写真をみたらやっぱりバナナ箱がたくさん使われていて、

古本屋はどこの国でも同じものを使ってるんだと思ったことがある。

http://www.ikuru.net/blog/archives/2009/08/varldens_langsta_bokbord.html

 

 

今回は大量の買い取りとなったので、箱を買いにいきました。

スーパーにもらいに行ってもいいけど、一度に大量しかも重さに強い箱を準備するにはやっぱり買い揃えたほうがてっとりばやい。

青果市場に買える場所があります。

 

 

 

青果市場なんて行ったことはもちろんないけど、意外と近いのでちょっとびっくり。

こんなに近いならもっと気軽に利用しよう。

弊店から行くと野間四つ角・清水四つ角を過ぎ竹下駅前を抜けてJR鹿児島本線に沿って南下。

すると福岡青果市場の裏門に行きあたる。

竹下の駅近くでは沖学園の生徒さんと思しき高校生がたくさん歩いていた。

竹下駅前にはアサヒビールの工場が。

レストランも併設されていてけっこうな人気。

随分前だけど一度行ったことがあります。

 

 

 

いままではバナナ箱欲しさに果物屋さんで果物を買ってたけど、こうやって直接買いに来た方が手っ取り早い。

これも、ある果物屋で箱がたくさんほしいと言ったら、青果市場で売ってると教えてくれたから。

言い忘れましたが、ここで買えるのは中古というか1度は使われたもの。

われわれ古本屋にはそれで十分。

 

 

というわけでクルマで青果市場に行き裏門?(竹下方面の門)から入る。

すぐにガードマンボックスがあり一旦停止。

どこへですか?と聞かれたので「段ボールを買いに」というと、入場証を受け取る。

 

 

段ボール屋さんはそのすぐ近く。

正門から入るとちょっと遠い。

夕方4時過ぎていたので人気が無い。

朝来たときは(この日なんと2度目)人も車も多かった。

たしかに市場は朝早いものだ。

 

段ボールを買って領収書を書いてもらいながら雑談。

だいたい何時までやってるんですか?

「今ぐらいまでですね。朝は5時半からやってます」

やっぱり市場は朝だ。

夕方は早い。

 

 

 

 

今回は50箱ほど準備。

この箱、きわめて頑強ですが欠点が一つ。

折りたためない。

そのせいか他の箱よりもちょっと安い。

かさばるから場所をとるし、店も早く売りたいのでしょう。

 

 

きのうはその箱を客先に持ち込み大量の本を詰め込んで明日の搬出に備える。

あす弊店倉庫に搬入する予定。

入荷したら写真等で皆様にご紹介します。

楽しみです。

 

本の買い取りには喜んで参上します。

お電話お待ちしています。

092-408-4208

 

福岡市南区大楠で戦記・軍事もの・郷土史などの本の買い取り


6月 13th, 2013 | Permalink

よかばい堂と同じ福岡市南区の方からの電話。

南区大楠です。こちらから向かうと西鉄大牟田線の高宮駅を過ぎてさらに東方面になります。

古い戦記物をご家族が集めていらしたようで処分をご希望とのこと。

大量に買わせていただきました。

小野田寛郎さんなどの戦記物以外にも郷土史関係や野球・相撲の本も。

写真では西鉄ライオンズの本をいくつか掲載しました。

西鉄ライオンズにはいまだに熱心なファンがいます。

近年になり新たに関心を持った若い方もいるかもしれません。

なにせいろいろ派手なエピソードに事欠かないいかにも「昭和」的な野放図さがあったし。

よかばい堂は戦記、軍事関係の本、郷土史、野球、相撲などの本を買い取ります。

ご家族が残した本でどうやって処分していいかわからない場合、まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

福岡市南区高宮での本の買取り:古本の愉しみ 『チビっ子猛語録』


12月 4th, 2012 | Permalink

福岡市南区高宮で買い取った本の中の1冊です。

高宮には西鉄大牟田線の高宮駅があります。

福岡市の中心地天神から電車で3駅目。

駅の前には再開発で建った高層マンションが2棟建っています。

再開発案件らしく福岡市の関連施設である男女共同参画センター「アミカス」が入っています。

貸会議室や図書室があり、私もよく利用します。

他の図書館の本を転送してくれたり、返却も可能だったりと便利です。

高宮通りを挟んで山の手には高級住宅地が控えています。

かのタモリの実家もこのあたりだとか。

芸能人がやたら出た高宮中学もこの近く。

タモリ、高橋真梨子、森口博子、博多華丸、氷川きよしなどが卒業。

駅の反対は転じて不動産屋の言う「準工的」色彩を帯びた一帯ととなります。

準工とは準工業地域の略で都市計画法上の土地利用の制限が小規模な工業も可能、商業も可能、住居も可能というところ。下町の工場(こうば)の並ぶイメージです。

実際には、それに連なる住居地域が緩衝地帯として広がっていますが、いわゆる住居専用地域は駅の西に集中しています。

 

いま、これを書くために確認しようと「福岡市」「都市計画図」でググるとあっという間に無料で閲覧できるページに飛ぶんですね。

おそらくそんなことになっているだろうと予想はしたけど実際に見ると感無量。

サラリーマン時代はこれを見るには高額な都市計画図を買うか、役場の都市計画課で閲覧するかしかなかった。

話は飛びました。

というわけで、本の話にはいります。

 

 

著者はデンマークの教育学者S・ハンセンと心理学者J・ジェンセン。

翻訳者は性学者で北欧法律学者の石渡利康とある。

この石渡先生は、たしかよくイレブンPMでよく見かけた。

50歳以上の方なら懐かしく思い出す方も多いのでは?

大橋巨泉が番組内で「日本もポルノを解禁したらいい」とよく主張していたが、その応援団の一人だったような印象がある。

これも不確かな記憶だが奥方がスウェーデン人(または北欧人)だったような。

そう思っていたら、こんな本があった。

『セクスタシー入門』(石渡利康、石渡クリスチーナ著)

http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0239610016

やはり奥様であったのは間違いないらしい。

 

「チビっ子」も「毛語録」もすでに死語。

毛語録は正確には『毛沢東語録』。

毛沢東はもちろん中国の指導者だけど、風俗的にはこの本が出た1972年頃は世界的な有名人というか今で言う「セレブリティー」の一人だった。

ビートルズの歌「レボリューション」にも名前が出てくるくらい。

今でいえばダライ・ラマかアウンサン・スーチー女史ってところかな。

 

西側諸国においては学園闘争などの反体制運動の象徴的なアイコンとしての意味も持っていたようだ。

この『チビっ子猛語録』もそうした反体制派の著者が書いているようだ。

本書の原タイトルは”Little Red School Book” だからやはり毛沢東語録を意識したネーミングだ。

 

この本は当時非常に話題になっていたはずだ。

当時中学生だった私の耳にもこの本の噂は入ってきていた。

何よりもその性に関するあけすけな表現が話題になっていたのだと思う。

日本だけではなく各国でも話題になっていたらしく、ヨーロッパでも発売禁止になった国がいくつかあるようだ。

訳者のあとがきによればフランスで発禁、英国で「押収されて目下抗争中」とある。

 

とはいっても今では英国や米国のアマゾンでも買える。

参考までに目次一部の写真を掲載してみよう。

 

当時話題だった本書も現在はほとんど流通していない。

 

よかばい堂は古書の買い取りを行っています。

さまざまな分野の本をお見積りいたします。

まずはお電話でご相談ください。

 

092-408-4208

 

追記2014.2.10

先日テレビで(NHKのsongsだったと思う)高橋真梨子さんが福岡の実家を訪れるところをやってました。

すでにお母さまは他界されてるようですが、そのお母さまがご贔屓にされていたレストランに福岡帰省の際には立ち寄られるそうです。

よく見ると見たことのある店構えと屋号。

ネットで調べると南区野間の「傳」(でん、と読みます)というイタリアンレストラン。

じつは以前住んでいたマンションのすぐ近く。

家族と一度行った記憶があります。

今いる長丘からも近いのでまた行ってみようかな。

 

 

美味しい店がこの辺多いです。

いまでもときどき行く店があります。

中華料理の「台湾飯店」は、福岡に越してきた時はまだ小さな木造の店でしたが今はビルに。

台湾からの華僑の御夫婦がやっていましたが、今は息子さんと娘さんが継いでいるようです。

日本語の上手かったお母さんは数年前に亡くなりましたが、お父さんはご健在。ときおり見かけます。

もうひとつの中華料理「チャン」もよく行きました。

 

 

さらに、レモンラーメンが有名な「行徳屋」というラーメン屋。

年配のマスターのセンスが光る「やすらぎ」というカフェにはよく外車が停まってます。

クルマでわざわざ来る方が多いそう。

 

 

あとかなり古いで「気狂いピエロ」という店があります。

相当な老舗。

名前からしてゴダールですからね。

1960年代後半ぐらいからやっているのかも。

店の名前は高校生ぐらいのとき耳にしたことがあります。

地元のラジオかなにかで聴いたような気がする。

もちろん酒を飲む店だから高校生には縁が無かったし、そのあと東京の大学に進学したので行ったこともなかった。

それから20年以上経ってサラリーマンとして転勤してきた際の住所がすぐ近所。

ときおり家の前でタクシーを降りて、最後の一杯を飲んで帰っていたことがありました。

すごく温厚なマスターがいらしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

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