古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

福岡市南区野間での郷土史資料の出張買取 『福岡市市民録』


12月 24th, 2013 | Permalink

この本も南区の大池近くのお客様からお売りいただきました。

『福岡市市民録』福岡市住宅調査会

裸本ですが程度の良い本です。

大正13年発行。

福岡市民の住所・氏名と職業を調べた本。

もちろん当時は個人情報なんて無かったからこういう本が出ていたのでしょう。

しかしよく調べたものです。

ちょっと中身をご紹介。

外観はこんな感じ。

こんな本です。

どれくらい珍しいかを調べました。

まず古本はネットで私が調べる限りどこにもありませんでした。

アマゾンにも日本の古本屋にもヤフオクにもありません。

では図書館は?

福岡市・福岡県の図書館の蔵書検索でも見つかりません。

国会図書館でもなし。

唯一みつかったのは九州大学の図書館でした。

というわけで大正期の福岡の郷土史を知るうえで珍しい資料かもしれません。

よかばい堂は歴史・郷土史などの本の買い取りをしています。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

ところで南区には西鉄大牟田線の駅が3つあります。

高宮・大橋・井尻です。

一番大きな駅は大橋。

古本屋もいくつかあります。

新刊本屋も駅の構内に一見。

というのもこの駅には九州大学(旧九州芸工大キャンパス)があるので、学生も多い。

急行電車も止まるし乗降客数も多いはず。

大手古本チェーンもいくつかあります。

これらの駅周辺へは弊店からクルマですぐに参上できます。

喜んで買い取りに参上します!

福岡市博多区春町で料理本・レシピ本の出張買取りの実例


12月 14th, 2013 | Permalink

先日もお売りいただいた方から再度お電話をいただき、あらたに数箱の料理本をお売りいただきました。

雑餉隈の近く、博多区は春町です。福岡古書組合の定例の古書交換会(通称「市会」)が行われる大野城市のまどかぴあの近く。

いつものように大橋・井尻を抜けて向かいます。

これはかなり珍しい本です。

京料理の本。

会席料理の献立集。

著者は西音松。

かなりの珍品なのでここでご紹介します。

よかばい堂は料理本の出張買取をしています。

まずはお電話でご相談下さい。

092-408-4208

追記2014.2.11

きのうお電話がありこの本についてお尋ねいただきました。

店主は不在だったので弊店のパートさんが電話口に出たのですが、在庫はもうないのかというお問い合わせだったそうです。残念ながら売り切れてしまいました。

もともとの発行部数も少ないとは思いますが、この手の本はなかなか市場に出てこないという特性があります。

もちろん本だけで料理を同じように再現することは無理でしょうが、本以外に参照するすべがなければ、

一種の「秘伝」めいたものになり門外不出化するのではないでしょうか。

まあこれは古本屋の勝手な想像です。ぜんぜん違っているかもしれません。

福岡市博多区博多駅南で美術書の買い取り


6月 11th, 2013 | Permalink

博多区博多駅南は博多駅のいわゆる筑紫口にあたります。

筑紫通りに面したビル街。

美術関係のオフィスから電話を頂戴しました。

美術書があるので買い取ってくれないかとのご相談。

喜んで出向きました。

美術関係のオフィスといっても様々です。

ギャラリーなどはどちらかというと天神地区に多いようです。

美術用品の店も天神や大名近辺に多いです。

そういえば福岡にはいわゆる美大というのがなかったような。

デザイン系美術系の大学は旧九州芸術工科大学(現九州大学)や九州産業大学かな。

芸工大は南区の大橋、九産大は東区にあります。

さて、買い取りですが全集ものなどもありましたが、三岸節子の画集など大型の本を大量に買わせていただきました。

よかばい堂では美術書や画集も喜んで買います。

ぜひご相談ください。

092-408-4208

お急ぎの方ℍ携帯まで

090-3664-6867

福岡市東区香椎地区での本の買い取り


3月 30th, 2013 | Permalink

福岡県粕屋郡粕屋町長者原に買い取りに行きました。

福岡市から福岡空港・二又瀬などを通りJR篠栗線に沿って飯塚市に抜ける途中にある町です。

仏像や神社仏閣の写真集など高額な本がたくさん。

別冊太陽や歴史ものもあります。

どの本もきれいなものです。

玄関先にきれいに並べられているので、順次査定して結果をお知らせ。

緊張の一瞬でしたが破顔一笑、一発でOKいただきました。

美術本や大型本は美本であるに越したことはありませんが、多少古びていても価値があるものも多いです。

この点を見逃さない査定をご希望なら弊店にご相談ください。

追記

2014.6.28

香椎ちかくの公団住宅から写真集を売りたいというお電話を受けました。

ご希望の時間帯に別のアポが入っていたので、いったんはお断りしたのですが、別の日で調整できたとのことで翌日お電話を頂戴しました。

夜遅くでも参上しますと言ったのを覚えていて下さったそうです。

というわけで夜の8時に訪問。

行ってみて知ったのですがこの団地は、建て替えのため入居者のほとんどが出てしまった状態。

日が落ちた後の団地に明かりが見えるのはこれから向かうお客様の部屋だけ。

あとは全て真っ暗。

ちょっとした異次元空間の体験でした。

タレントの写真集を数百冊買い取らせていただきました。

お客様のご都合に合わせてなるべく柔軟に対応させていただきます。

まずはご相談ください。

092-408-4208

福岡市南区高宮での本の買取り:古本の愉しみ 『チビっ子猛語録』


12月 4th, 2012 | Permalink

福岡市南区高宮で買い取った本の中の1冊です。

高宮には西鉄大牟田線の高宮駅があります。

福岡市の中心地天神から電車で3駅目。

駅の前には再開発で建った高層マンションが2棟建っています。

再開発案件らしく福岡市の関連施設である男女共同参画センター「アミカス」が入っています。

貸会議室や図書室があり、私もよく利用します。

他の図書館の本を転送してくれたり、返却も可能だったりと便利です。

高宮通りを挟んで山の手には高級住宅地が控えています。

かのタモリの実家もこのあたりだとか。

芸能人がやたら出た高宮中学もこの近く。

タモリ、高橋真梨子、森口博子、博多華丸、氷川きよしなどが卒業。

駅の反対は転じて不動産屋の言う「準工的」色彩を帯びた一帯ととなります。

準工とは準工業地域の略で都市計画法上の土地利用の制限が小規模な工業も可能、商業も可能、住居も可能というところ。下町の工場(こうば)の並ぶイメージです。

実際には、それに連なる住居地域が緩衝地帯として広がっていますが、いわゆる住居専用地域は駅の西に集中しています。

 

いま、これを書くために確認しようと「福岡市」「都市計画図」でググるとあっという間に無料で閲覧できるページに飛ぶんですね。

おそらくそんなことになっているだろうと予想はしたけど実際に見ると感無量。

サラリーマン時代はこれを見るには高額な都市計画図を買うか、役場の都市計画課で閲覧するかしかなかった。

話は飛びました。

というわけで、本の話にはいります。

 

 

著者はデンマークの教育学者S・ハンセンと心理学者J・ジェンセン。

翻訳者は性学者で北欧法律学者の石渡利康とある。

この石渡先生は、たしかよくイレブンPMでよく見かけた。

50歳以上の方なら懐かしく思い出す方も多いのでは?

大橋巨泉が番組内で「日本もポルノを解禁したらいい」とよく主張していたが、その応援団の一人だったような印象がある。

これも不確かな記憶だが奥方がスウェーデン人(または北欧人)だったような。

そう思っていたら、こんな本があった。

『セクスタシー入門』(石渡利康、石渡クリスチーナ著)

http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0239610016

やはり奥様であったのは間違いないらしい。

 

「チビっ子」も「毛語録」もすでに死語。

毛語録は正確には『毛沢東語録』。

毛沢東はもちろん中国の指導者だけど、風俗的にはこの本が出た1972年頃は世界的な有名人というか今で言う「セレブリティー」の一人だった。

ビートルズの歌「レボリューション」にも名前が出てくるくらい。

今でいえばダライ・ラマかアウンサン・スーチー女史ってところかな。

 

西側諸国においては学園闘争などの反体制運動の象徴的なアイコンとしての意味も持っていたようだ。

この『チビっ子猛語録』もそうした反体制派の著者が書いているようだ。

本書の原タイトルは”Little Red School Book” だからやはり毛沢東語録を意識したネーミングだ。

 

この本は当時非常に話題になっていたはずだ。

当時中学生だった私の耳にもこの本の噂は入ってきていた。

何よりもその性に関するあけすけな表現が話題になっていたのだと思う。

日本だけではなく各国でも話題になっていたらしく、ヨーロッパでも発売禁止になった国がいくつかあるようだ。

訳者のあとがきによればフランスで発禁、英国で「押収されて目下抗争中」とある。

 

とはいっても今では英国や米国のアマゾンでも買える。

参考までに目次一部の写真を掲載してみよう。

 

当時話題だった本書も現在はほとんど流通していない。

 

よかばい堂は古書の買い取りを行っています。

さまざまな分野の本をお見積りいたします。

まずはお電話でご相談ください。

 

092-408-4208

 

追記2014.2.10

先日テレビで(NHKのsongsだったと思う)高橋真梨子さんが福岡の実家を訪れるところをやってました。

すでにお母さまは他界されてるようですが、そのお母さまがご贔屓にされていたレストランに福岡帰省の際には立ち寄られるそうです。

よく見ると見たことのある店構えと屋号。

ネットで調べると南区野間の「傳」(でん、と読みます)というイタリアンレストラン。

じつは以前住んでいたマンションのすぐ近く。

家族と一度行った記憶があります。

今いる長丘からも近いのでまた行ってみようかな。

 

 

美味しい店がこの辺多いです。

いまでもときどき行く店があります。

中華料理の「台湾飯店」は、福岡に越してきた時はまだ小さな木造の店でしたが今はビルに。

台湾からの華僑の御夫婦がやっていましたが、今は息子さんと娘さんが継いでいるようです。

日本語の上手かったお母さんは数年前に亡くなりましたが、お父さんはご健在。ときおり見かけます。

もうひとつの中華料理「チャン」もよく行きました。

 

 

さらに、レモンラーメンが有名な「行徳屋」というラーメン屋。

年配のマスターのセンスが光る「やすらぎ」というカフェにはよく外車が停まってます。

クルマでわざわざ来る方が多いそう。

 

 

あとかなり古いで「気狂いピエロ」という店があります。

相当な老舗。

名前からしてゴダールですからね。

1960年代後半ぐらいからやっているのかも。

店の名前は高校生ぐらいのとき耳にしたことがあります。

地元のラジオかなにかで聴いたような気がする。

もちろん酒を飲む店だから高校生には縁が無かったし、そのあと東京の大学に進学したので行ったこともなかった。

それから20年以上経ってサラリーマンとして転勤してきた際の住所がすぐ近所。

ときおり家の前でタクシーを降りて、最後の一杯を飲んで帰っていたことがありました。

すごく温厚なマスターがいらしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

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