この雑誌「キネマ旬報」「映画の友」「スクリーン」よりはマイナーだったのかな。
しかしあの向田邦子が若いころ在籍していた雑誌です。
「向田」と署名入りの編集後記があります。
さすがに人気作家だけあって、この編集後記だけ集めた本も後年になって出版されました。
『向田邦子 映画の手帖―二十代の編集後記より』という本がそれです。
6月 13th, 2013 | Permalink
川上宗薫といえば戦後昭和の代表的な官能小説家のひとり。
徳間書店から出ているこの新書は、いまではちょっとみられない牧歌的な雰囲気を持っている。
もっぱらエロティックな話がほとんどの本だけど、どこか牧歌的だ。
そういえばこの作者「失神派」と呼ばれていたような記憶が。
いかにも昭和な感じがするタッチのイラスト。
フジ三太郎に似てる。
2015.1.16追記
ウィキペディアによると彼は1946年西南学院卒業とある。
同じ年、西南学院のすぐ近くに住んでいた長谷川町子は夕刊フクニチの要望で「サザエさん」を連載する。
時に長谷川町子26歳川上宗薫22歳。
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今では福岡市営地下鉄の西新駅から西南学院方面に向かう道には「サザエさん通り」の名称がついている。
通りの西側には修猷館高校がある。
1954年には宇能鴻巣一郎が同校を卒業している。
長谷川町子は措いといて、川上と宇能という昭和の官能小説の両巨頭が同じ街に青春期を過ごしたことは興味深い。
6月 13th, 2013 | Permalink
よかばい堂と同じ福岡市南区の方からの電話。
南区大楠です。こちらから向かうと西鉄大牟田線の高宮駅を過ぎてさらに東方面になります。
古い戦記物をご家族が集めていらしたようで処分をご希望とのこと。
大量に買わせていただきました。
小野田寛郎さんなどの戦記物以外にも郷土史関係や野球・相撲の本も。
写真では西鉄ライオンズの本をいくつか掲載しました。
西鉄ライオンズにはいまだに熱心なファンがいます。
近年になり新たに関心を持った若い方もいるかもしれません。
なにせいろいろ派手なエピソードに事欠かないいかにも「昭和」的な野放図さがあったし。
よかばい堂は戦記、軍事関係の本、郷土史、野球、相撲などの本を買い取ります。
ご家族が残した本でどうやって処分していいかわからない場合、まずはお電話でご相談ください。
5月 13th, 2013 | Permalink
お電話をいただきご住所を聞くとすぐ近く。
ふつうは蔵書の内容を詳しく聞くのですが、お近くなのでまずは直行。
現場主義というか、現物主義というべきか。
百聞は一見にしかず。
どんな本をお持ちなのか見て判断いたします。
電話で根ほり葉ほり聞くよりもその方が簡単でしょ?
残念ながらお値段がつく本は2冊ほどしかなかったので、正直にその旨を申し上げました。
それでも一発回答でご快諾!
ご納得いただけました。
値がつかない本も処分をご希望だったので無料でお引き取りしました。
「大手古本チェーンにはお持込にならないのですか?」とお聞きすると、
「どうせ1冊数円にしかならないし、捨てに行くだけみたいな感じだから…」とのこと。
実際に1冊数円かどうかわかりませんが、そう思ってる方は他にもいらっしゃいました。
弊店が高くお見積りできる自信があるのは専門性の高い本。
建築・土木・数学・物理学などの工学系・理学系はもちろん、
現代思想・哲学・文学などの専門性の高い本には、「本のきれいさ新しさ」だけを基準にするのではなく、
市場での価格に応じたお見積りをします。
大手古本チェーン店のマニュアルに応じた買い取り価格とは一味ちがう見積もりをご経験ください。
本の処分をご検討なら、お電話でご相談ください。
お近くならまずは現物を拝見しに参上します。
5月 13th, 2013 | Permalink
図版を多用するので印刷や造本が高価になるにも関わらず出版部数が少ないのが理由だと思います。
ある医療機関から買い取っとた本は新品を定価でそろえると25巻全部でなんと約100万円!
ただ、このような本は実際にはどういうルートで売れるのか知りません。
紀伊国屋書店の店頭在庫を調べても、ほとんどどの店舗にも置いてません。
唯一丸の内の店舗に在庫があるようです(同社のhpにて検索)。
専門性の高い本は初版で300部とか500部しか刷らないといいます。
医学書もこの程度か、もう少し多いのか?
医療機関の数を考慮するともう少し多いという推測も成り立ちます。
いずれにしても数万部出る本ではないから、書店の店頭に置いて買われるのを待つという売り方ではないはず。
開業医が仕事のツール・マニュアルとして購入するか、病院・大学や医薬品メーカーなどの研究機関が買うのでしょうが、直接版元から買うことも多いような気もします(あくまでも憶測)。
そんな本がはたしてネット上売れるか。
弊店にとっては博打のようなスリリングな経験。
幸いにも弊店の見積もりに売主様からは一発回答でOKが出ました。
よかばい堂は医学書の買い取りも行っています。
まずはお電話でご相談ください。
福岡市やその近郊であれば100冊未満でもお見積りに参上いたします。
5月 3rd, 2013 | Permalink
城南区鳥飼の方からお児童書をお売りいただきました。
鳥飼は古くからの住宅街。近くには六本松という商業地があります。
昔はJR筑肥線の鳥飼駅もありました。
博多、筑前箕島、筑前高宮、小笹、鳥飼、西新、姪浜…。
子供のころ覚えた駅名を今でもそらんじています。
これは市営地下鉄ができたときに博多・姪浜間が廃線になりました。
もし今残っていたらと思うと面白いです。
我が家の近くは筑前高宮駅(今の平尾駅ちかく)ですが、ここから西新までたったの3駅で行けたらさぞや便利だと思います。
今ではバスで行くとかなり難儀な行程ですから。
閑話休題。
福音館の絵本やかいけつゾロリなどをお売りいただきました。
ただいまちょうど古本祭りの最中なので、売れ筋の絵本は多少高めの値付けで見積もったところ、
一発回答で商談成立。
その足でももち浜へ向かい、古本まつりに出品しました。
絵本・児童書の処分をご検討なら、よかばい堂にご相談ください。
092-408-4208
5月 2nd, 2013 | Permalink
いつも行く中央区大手門のカフェのママさんが本を処分したいという方を紹介してくださいました。
なんでも市内南方にある山の一軒家にいらっしゃるとのこと。
そこでそのママさん(というべきか女性オーナーというべきか)が同行して下さるとのことで、行ってきました。
まずはママさんと城南区の堤で待ち合わせ。
そこから一緒に向かったのは素晴らしく古く立派な日本家屋。
そこから出てきた本をお譲りいただきました。
その一部が朝日ジャーナル。
堅い雑誌だけど、ちょっとした遊びを発見。
裏表紙の広告が面白いので創刊号の出た1959年のものを撮ってみました。
5月 2nd, 2013 | Permalink
岡田有希子が死んで27年。
古本屋にとって彼女の名は要注意キーワードのひとつ。
というわけで、ある日の市会(古本業者同士の交換会)で、このスクラップを落札。
珍しいものなのでご紹介。
岡田有希子に先立ち遠藤康子というタレントが自殺してたとはこのスクラップを見て初めて知った。
古い雑誌やタレント本などをお売りの方は、よかばい堂にご相談ください。
まずはお電話でご相談を。
092-408-4208
5月 1st, 2013 | Permalink
1970年代に青春期を過ごした人で、懐かしい人は多いはず。
TBSの深夜放送パックインミュージックの人気コーナー「たいこめコーナー」。
「たいこめ」の意味を知りたい方はググって下さい。
興味を持ったら本をお買いください!
入手困難につき価格にプレミアがついています。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000J8NBAO/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&condition=used
5月 1st, 2013 | Permalink
よかばい堂も出店しているももち浜古本まつりの近くで、今日5月1日から九州地ビールフェアが開催されます。
場所はRKB放送会館横。
今日から6日までやっているそうです。
ほろ酔い気分で古本屋を冷やかしにお越しください。
酔っ払い歓迎!
地下鉄なら西新か藤崎から。
バスなら天神から福岡タワー行きで。