古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

西鉄電車内で広告を出しました


7月 1st, 2019 | Permalink

2019年7月1日

今日から西鉄電車の車内の扉近くに広告を出します。

福岡市南区野間での郷土史資料の出張買取 『福岡市市民録』


12月 24th, 2013 | Permalink

この本も南区の大池近くのお客様からお売りいただきました。

『福岡市市民録』福岡市住宅調査会

裸本ですが程度の良い本です。

大正13年発行。

福岡市民の住所・氏名と職業を調べた本。

もちろん当時は個人情報なんて無かったからこういう本が出ていたのでしょう。

しかしよく調べたものです。

ちょっと中身をご紹介。

外観はこんな感じ。

こんな本です。

どれくらい珍しいかを調べました。

まず古本はネットで私が調べる限りどこにもありませんでした。

アマゾンにも日本の古本屋にもヤフオクにもありません。

では図書館は?

福岡市・福岡県の図書館の蔵書検索でも見つかりません。

国会図書館でもなし。

唯一みつかったのは九州大学の図書館でした。

というわけで大正期の福岡の郷土史を知るうえで珍しい資料かもしれません。

よかばい堂は歴史・郷土史などの本の買い取りをしています。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

ところで南区には西鉄大牟田線の駅が3つあります。

高宮・大橋・井尻です。

一番大きな駅は大橋。

古本屋もいくつかあります。

新刊本屋も駅の構内に一見。

というのもこの駅には九州大学(旧九州芸工大キャンパス)があるので、学生も多い。

急行電車も止まるし乗降客数も多いはず。

大手古本チェーンもいくつかあります。

これらの駅周辺へは弊店からクルマですぐに参上できます。

喜んで買い取りに参上します!

福岡市博多区春町で料理本・レシピ本の出張買取:シェフシリーズや全集


11月 28th, 2013 | Permalink

西鉄大牟田線に雑餉隈という駅があります。近くにはJR鹿児島本線の南福岡駅も。

このあたりは福岡市南区と博多区と大野城市と春日市の境が接していて入り組んでいます。

今日はそのうちの博多区で大量の料理本の出張買取をしました。

中華料理、和食、洋食、フランス料理、イタリアン、エスニック…。

ありとあらゆる料理本です。全集や貴重な雑誌も大量に含まれていました。

味公爵の全巻セット揃い。

季刊フランス料理もこんなに揃っています。

タイムライフ社の全集。

これはラルースの料理百科事典全6巻。

雑誌dancyuの山。

どうですか?

壮観でしょう。

これでもまだほんの一部。

人気の入江麻木さんの本も出てきます。

小澤征爾の義理のお母さんですね。

ロシア人貴族に嫁入りし、相手の料理を徹底的に仕込まれたそうです。

中央公論社から出たいまでも人気の「シェフシリーズ」と「暮しの設計」。

すごく金のかかった編集で、もうこんなシリーズは作れないのでは?と思うほど。

おかげで料理の本には一当たりできたので、ずいぶん勉強になりました。

よかばい堂は料理の本・レシピ本の買い取りを積極的に行っています。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

追記:2014.2.27

今日お電話で『気軽に楽しむスペイン料理』という本についてお尋ねがありました。

このときに仕入れた本の1冊です。

中央公論の「暮しの設計」シリーズの一冊で古本価格にプレミアが付いています。

このシリーズや同じ中公の「シェフシリーズ」はけっこうプレミア価格になっているものが多いです。

ここでいうプレミアとは定価を上回っているという意味です。

絶版または品切れ重版未定の本で、需要が供給を上回と相場が上がります。

当たり前ですが、逆に絶版でも供給が需要より多ければ価格は上がりません。

中学校の社会科みたいですね。失礼しました。

おそらく今ではこんなに手間ヒマと予算をかけた雑誌はもう作れないのでしょうか。

そんなこともプレミアになる理由のひとつかもしれません。

ひとつのレストラン、ひとりのシェフを紹介するために1冊を費やしているという贅沢なつくり。

料理の写真を撮るにはまず料理を作らなければならない。

店側の協力も大変なものでしょう。

この本ができた1993年問えば、バブル期は一応終わってはいたものの、まだ世間的には相変わらず社用族が経費を使っていたころ。

リゾート開発も盛んであらゆる業界から「視察」という名の費用は会社持ちの旅行が盛んだったころです。

店側も協力すれば充分元が取れるほど客が来たのでしょう。

以上、サラリーマン時代を思い出しながら書いてみました。

でも、確かに当時は会社の金で仕事してるんだか遊んでるんだかわからない人が会社にたさんいました。

さらに、店側もメニューを増やすためにもこういう本の需要があったでしょうから、作ればどんどん売れたのだと推測できます。

以上一古本屋の勝手な憶測です。

きっと勘違いや間違いが多いでしょうから、ご指摘いただければ幸いです。

お電話いただいた方ともそんな話を数分して、なぜ相場が高くなっているかをご説明しました。

本に関するさまざまなお問い合わせお待ちしています。

本を売る時もできれば本棚の整理前にお電話ください。

092-408-4208

090-3664-6867(携帯)

福岡市南区大楠で戦記・軍事もの・郷土史などの本の買い取り


6月 13th, 2013 | Permalink

よかばい堂と同じ福岡市南区の方からの電話。

南区大楠です。こちらから向かうと西鉄大牟田線の高宮駅を過ぎてさらに東方面になります。

古い戦記物をご家族が集めていらしたようで処分をご希望とのこと。

大量に買わせていただきました。

小野田寛郎さんなどの戦記物以外にも郷土史関係や野球・相撲の本も。

写真では西鉄ライオンズの本をいくつか掲載しました。

西鉄ライオンズにはいまだに熱心なファンがいます。

近年になり新たに関心を持った若い方もいるかもしれません。

なにせいろいろ派手なエピソードに事欠かないいかにも「昭和」的な野放図さがあったし。

よかばい堂は戦記、軍事関係の本、郷土史、野球、相撲などの本を買い取ります。

ご家族が残した本でどうやって処分していいかわからない場合、まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

福岡市博多区元町で70年代の文芸書・思想書などを買い取り


4月 16th, 2013 | Permalink

博多区の元町といえば、JR南福岡駅や西鉄大牟田線の雑餉隈が近いところ。

駅近くの立派なお屋敷からお声が掛り参上してきました。

ご主人が若いころから買ってこられた蔵書の一部を分けていただきました。

見積額を奥様にお伝えすると、外出中のご主人まで連絡を取ってくださり、一発回答を頂戴しました。

 

団塊の世代と呼ばれる年代の方でしょう。

70年代ごろのサブカルチャーや思想書・文芸書が多いことからも伝わってきます。

70年代は「バックパッカー」「貧乏旅行」「ヒッチハイク」などというキーワードとともに、若者が海外旅行をすることが流行っていました。

若い人が海外に出なくなったといわれる昨今とは対照的です。

その当時の海外旅行のガイドブック。

アーサー・フロマーのガイドブックの日本語訳「ヨーロッパ1日10ドルの旅」や、

枝川公一の「地球を歩くガイドブック―日本脱出あなたの番」。

タイトル自体が興味深いです。

「日本脱出」。

日本とは脱出するに値する場所だったという当時の若者の意識が反映されていると言ってよいタイトル。

しかもそれが次は「あなたの番」だと言って脱出を示唆している。

時代を感じさせる興味深いタイトルです。

アーサー・フロマーとカタカナで書くとわかりにくいけど、本好きならこういう光景は目にした人も多いのでは?

http://money.cnn.com/2013/04/04/technology/google-frommer/index.html

洋書のガイドブックコーナーでよく見るシリーズです。

このフロマーのごく初期のガイドブックの日本語訳。

当時はまだ「地球の歩き方」シリーズは刊行される前。

しかしこの装丁はこの後出てくる「地球の歩き方」の先取りをしているといえそうです。

今では貴重な資料と言えそうです。

他にも小野耕世のアメリカンコミックの本や、エーリッヒ・フロムやトマス・クーン・鶴見俊輔の思想書などお譲りいただきました。

よかばい堂は思想書・文芸書や古いサブカルチャーの本などを買い取りします。

まずはお電話でご相談ください。

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福岡市南区高宮での本の買取り:古本の愉しみ 『チビっ子猛語録』


12月 4th, 2012 | Permalink

福岡市南区高宮で買い取った本の中の1冊です。

高宮には西鉄大牟田線の高宮駅があります。

福岡市の中心地天神から電車で3駅目。

駅の前には再開発で建った高層マンションが2棟建っています。

再開発案件らしく福岡市の関連施設である男女共同参画センター「アミカス」が入っています。

貸会議室や図書室があり、私もよく利用します。

他の図書館の本を転送してくれたり、返却も可能だったりと便利です。

高宮通りを挟んで山の手には高級住宅地が控えています。

かのタモリの実家もこのあたりだとか。

芸能人がやたら出た高宮中学もこの近く。

タモリ、高橋真梨子、森口博子、博多華丸、氷川きよしなどが卒業。

駅の反対は転じて不動産屋の言う「準工的」色彩を帯びた一帯ととなります。

準工とは準工業地域の略で都市計画法上の土地利用の制限が小規模な工業も可能、商業も可能、住居も可能というところ。下町の工場(こうば)の並ぶイメージです。

実際には、それに連なる住居地域が緩衝地帯として広がっていますが、いわゆる住居専用地域は駅の西に集中しています。

 

いま、これを書くために確認しようと「福岡市」「都市計画図」でググるとあっという間に無料で閲覧できるページに飛ぶんですね。

おそらくそんなことになっているだろうと予想はしたけど実際に見ると感無量。

サラリーマン時代はこれを見るには高額な都市計画図を買うか、役場の都市計画課で閲覧するかしかなかった。

話は飛びました。

というわけで、本の話にはいります。

 

 

著者はデンマークの教育学者S・ハンセンと心理学者J・ジェンセン。

翻訳者は性学者で北欧法律学者の石渡利康とある。

この石渡先生は、たしかよくイレブンPMでよく見かけた。

50歳以上の方なら懐かしく思い出す方も多いのでは?

大橋巨泉が番組内で「日本もポルノを解禁したらいい」とよく主張していたが、その応援団の一人だったような印象がある。

これも不確かな記憶だが奥方がスウェーデン人(または北欧人)だったような。

そう思っていたら、こんな本があった。

『セクスタシー入門』(石渡利康、石渡クリスチーナ著)

http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0239610016

やはり奥様であったのは間違いないらしい。

 

「チビっ子」も「毛語録」もすでに死語。

毛語録は正確には『毛沢東語録』。

毛沢東はもちろん中国の指導者だけど、風俗的にはこの本が出た1972年頃は世界的な有名人というか今で言う「セレブリティー」の一人だった。

ビートルズの歌「レボリューション」にも名前が出てくるくらい。

今でいえばダライ・ラマかアウンサン・スーチー女史ってところかな。

 

西側諸国においては学園闘争などの反体制運動の象徴的なアイコンとしての意味も持っていたようだ。

この『チビっ子猛語録』もそうした反体制派の著者が書いているようだ。

本書の原タイトルは”Little Red School Book” だからやはり毛沢東語録を意識したネーミングだ。

 

この本は当時非常に話題になっていたはずだ。

当時中学生だった私の耳にもこの本の噂は入ってきていた。

何よりもその性に関するあけすけな表現が話題になっていたのだと思う。

日本だけではなく各国でも話題になっていたらしく、ヨーロッパでも発売禁止になった国がいくつかあるようだ。

訳者のあとがきによればフランスで発禁、英国で「押収されて目下抗争中」とある。

 

とはいっても今では英国や米国のアマゾンでも買える。

参考までに目次一部の写真を掲載してみよう。

 

当時話題だった本書も現在はほとんど流通していない。

 

よかばい堂は古書の買い取りを行っています。

さまざまな分野の本をお見積りいたします。

まずはお電話でご相談ください。

 

092-408-4208

 

追記2014.2.10

先日テレビで(NHKのsongsだったと思う)高橋真梨子さんが福岡の実家を訪れるところをやってました。

すでにお母さまは他界されてるようですが、そのお母さまがご贔屓にされていたレストランに福岡帰省の際には立ち寄られるそうです。

よく見ると見たことのある店構えと屋号。

ネットで調べると南区野間の「傳」(でん、と読みます)というイタリアンレストラン。

じつは以前住んでいたマンションのすぐ近く。

家族と一度行った記憶があります。

今いる長丘からも近いのでまた行ってみようかな。

 

 

美味しい店がこの辺多いです。

いまでもときどき行く店があります。

中華料理の「台湾飯店」は、福岡に越してきた時はまだ小さな木造の店でしたが今はビルに。

台湾からの華僑の御夫婦がやっていましたが、今は息子さんと娘さんが継いでいるようです。

日本語の上手かったお母さんは数年前に亡くなりましたが、お父さんはご健在。ときおり見かけます。

もうひとつの中華料理「チャン」もよく行きました。

 

 

さらに、レモンラーメンが有名な「行徳屋」というラーメン屋。

年配のマスターのセンスが光る「やすらぎ」というカフェにはよく外車が停まってます。

クルマでわざわざ来る方が多いそう。

 

 

あとかなり古いで「気狂いピエロ」という店があります。

相当な老舗。

名前からしてゴダールですからね。

1960年代後半ぐらいからやっているのかも。

店の名前は高校生ぐらいのとき耳にしたことがあります。

地元のラジオかなにかで聴いたような気がする。

もちろん酒を飲む店だから高校生には縁が無かったし、そのあと東京の大学に進学したので行ったこともなかった。

それから20年以上経ってサラリーマンとして転勤してきた際の住所がすぐ近所。

ときおり家の前でタクシーを降りて、最後の一杯を飲んで帰っていたことがありました。

すごく温厚なマスターがいらしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

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