古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

福岡市博多区元町で70年代の文芸書・思想書などを買い取り


4月 16th, 2013 | Permalink

博多区の元町といえば、JR南福岡駅や西鉄大牟田線の雑餉隈が近いところ。

駅近くの立派なお屋敷からお声が掛り参上してきました。

ご主人が若いころから買ってこられた蔵書の一部を分けていただきました。

見積額を奥様にお伝えすると、外出中のご主人まで連絡を取ってくださり、一発回答を頂戴しました。

 

団塊の世代と呼ばれる年代の方でしょう。

70年代ごろのサブカルチャーや思想書・文芸書が多いことからも伝わってきます。

70年代は「バックパッカー」「貧乏旅行」「ヒッチハイク」などというキーワードとともに、若者が海外旅行をすることが流行っていました。

若い人が海外に出なくなったといわれる昨今とは対照的です。

その当時の海外旅行のガイドブック。

アーサー・フロマーのガイドブックの日本語訳「ヨーロッパ1日10ドルの旅」や、

枝川公一の「地球を歩くガイドブック―日本脱出あなたの番」。

タイトル自体が興味深いです。

「日本脱出」。

日本とは脱出するに値する場所だったという当時の若者の意識が反映されていると言ってよいタイトル。

しかもそれが次は「あなたの番」だと言って脱出を示唆している。

時代を感じさせる興味深いタイトルです。

アーサー・フロマーとカタカナで書くとわかりにくいけど、本好きならこういう光景は目にした人も多いのでは?

http://money.cnn.com/2013/04/04/technology/google-frommer/index.html

洋書のガイドブックコーナーでよく見るシリーズです。

このフロマーのごく初期のガイドブックの日本語訳。

当時はまだ「地球の歩き方」シリーズは刊行される前。

しかしこの装丁はこの後出てくる「地球の歩き方」の先取りをしているといえそうです。

今では貴重な資料と言えそうです。

他にも小野耕世のアメリカンコミックの本や、エーリッヒ・フロムやトマス・クーン・鶴見俊輔の思想書などお譲りいただきました。

よかばい堂は思想書・文芸書や古いサブカルチャーの本などを買い取りします。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

福岡市中央区笹丘で語学書・スポーツ科学の本などの買い取り


4月 9th, 2013 | Permalink

中央区笹丘もよかばい堂からはすぐ近く。

うちは南区ですが、城南区と中央区も目と鼻の先です。

訪問するとお引越し準備の真っ最中。

「お値段のつかない本も持って行っていただけますか?」とお尋ねになるので、「これだけの分量なら問題ありません」とお答えしました。

数分で計算が終わり、見積もり金額には一発回答を頂戴しました。

よかばい堂では語学書、アロマテラピー、スポーツ科学などの本の買い取りをしています。

まずはお電話でご相談ください。

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福岡市中央区平尾で映画の本の買い取り


4月 9th, 2013 | Permalink

福岡の平尾といえば古くからの住宅街。

近くには植物園・動物園・ミッション系の学校もある人気の地区で、

 よかばい堂からもクルマで5分ほどで行けます。

きのうはスケジュールが空いていたので、お電話をいただいてすぐに参上しました。

特撮・怪獣ものの映画の本、生物科学の入門書・専門書などを数十冊お譲りいただきました。

中央区・南区・城南区などの全域は近いので、すぐに参上できます。

よかばい堂は映画の本、科学の入門書・専門書などの買い取りをしています。

まずはお電話でご相談ください。

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福岡市城南区七隈での薬学部テキストの買い取り


3月 13th, 2013 | Permalink

きのうはF大学薬学部の卒業を控えた学生さんたちから大学のテキストを買い取らせていただきました。

大手古本チェーンにも問い合わせたそうですが、「教科書は買い取らない」と言われ弊店にお声がかかったという次第です。

F大学は弊店からはクルマですぐです。早いほど助かるとおっしゃるのですぐに参上しました。

この時期引っ越しの準備で本を売る方が多いので、お電話いただくと可能な限りすぐに駆けつけるようにしています。

引っ越しのときは次々と荷物を片付けないと仕事が進まないものです。

指定のマンションに到着すると駐車場に3人の女子学生さんたちがキャリーバッグと本を広げ一見するとミニフリマ状態。

天気が良かったのでそよ風に吹かれながらの査定となりました。

みなさんよく勉強なさっていたのでどの本も書き込み・線引きが多く、その分査定額も抑えられたものになりましたがご納得いただけて交渉成立。

さらに数日前は博多区にてK大薬学部の学生さんから同じくテキスト類を買わせていただきました。

というようにここのところ薬学関係の本が大量に入荷しています。

よかばい堂は大学の専門課程のテキストや教科書の買い取りをしています。

まずはお気軽にご相談ください。

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福岡市中央区西公園(大濠公園)で文芸書の出張買い取り


3月 6th, 2013 | Permalink

きのうは引っ越し準備中の方から電話があり、数時間後に参上しました。

弊店から西公園へ向かうにはいくつかの道があります。

通常は長尾・笹丘から友泉・梅光園・六本松を抜けて草ヶ江・唐人町へと抜ける道。

もうひとつは小笹から南公園を通り桜坂へ抜け、そのまま筑紫女学園の前を通って赤坂けやき通りに出て、城内・大手門と通る道。

距離的には大して違いませんが、今回は全社で行ってみました。

場所は大濠公園と西公園に近い瀟洒なマンション。

文庫本と語学テキストがメインでした。

文庫本は新しい本が多く、ほとんど全部きれいな状態。

大手チェーン店にもお電話なさったそうですが、取りに来てくれなかったとおっしゃっていました。

そういうこともあるかもしれません。

よかばい堂は本の買い取りをしています。わずかな冊数でもあまり遠くなければ参上します。

お電話でご相談ください。

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古い雑誌を読む(1)


3月 4th, 2013 | Permalink

最近古い雑誌を立て続けに仕入れました。

週刊誌、女性誌、文芸雑誌などさまざまなものがありますが、ビジュアル的にも面白い広告やグラビアのあるものをいくつか紹介します。

昭和30年代から40年代のものが多く、このあたりは人気があります。

よかばい堂店主の10代20代とも重なっている頃なので、可能な限り記憶を呼び起こしてご紹介します。

まずは「週刊朝日カラー別冊 1970年 winter」

特集は「インテリア」

岸田今日子、石井好子、イーデス・ハンソン、勅使河原蒼風などが自分の部屋を紹介する内容。

岸田今日子には「新劇女優」という肩書がついている。

この年の前後から始まったテレビアニメ「ムーミン」で複数の役の声を担当していたと記億。

あと、五木寛之の「モルダウの重き流れに」が一挙掲載(100枚)。

この作品、この雑誌が初出だとは知らなかった。

「さらばモスクワ愚連隊」で直木賞をとったのが数年前だから、当時は新進気鋭の作家だったはず。

モスクワとかモルダウとかプーキシンなどといったロシア東欧の固有名詞を好んで使う人だった。

早稲田の露文科出身だからとういうこともあろうが、社会主義への幻想がまだ残っていた時代だからだろう。

その特集「インテリア」から横尾忠則のページをご紹介。

彼もまた当時は新進気鋭のデザイナーだったはずだ。有名なサンタナのレコードジャケットは多分この数年後。

写真右上の神棚横にビートルズの写真が貼られている。これはいわゆる「ホワイトアルバム」の付録。

横尾忠則にかぎらず多くの取り上げられた人の文はインタビューを起こしたもののようだが、高峰秀子の文章はご本人が書かれたもののようだ(違っていたらごめんなさい)。

あの男っぽい断定口調のエッセイのファンはおわかりだろう。

そうかと思えば、中にはこの短い文の最初から最後まで自慢話で埋め尽くしているご仁もおられる。

ご興味のある方は実物をご覧ください!

後ろ見開きにはサンスイのステレオの広告。

ページが折れて残念だが、もちろん浅丘ルリ子さん。

最近ご自身で二十歳前後の頃に小林旭と同棲していたと暴露したが、これはそれより数年後ぐらいだろうか。

浅丘さんは他の古雑誌でも拝見するが、本当にお美しい。

あと、忘れてはならないのがフランスの大スタージャン・ギャバンとの独占インタビュー。

よくインタビューできたものだと思ったが、編集後記でその経緯が説明されている。それに添えられたスナップ写真が魅力的だ。

大スターなのに大型セダンの後部座席じゃなく、小型車の助手席に乗っているのがちょっと不思議。

当時はフランスの代表的な大型車はぺちゃんこのカエルみたいなシトロエンだと思うが、それではなさそう。

もっと小さいクルマのように見える。

詳しい人ならこの写真だけで車種がわかるだろう。

福岡市城南区での本の引き取り


2月 27th, 2013 | Permalink

福岡市の中心から南へ向かうと油山というちょっとした山があります。

「あぶらやま」と読みます。

私が子供のころからここは市民の憩いの場所、というか子どものときは遠足の場所だった。

そして、小学校も中学校も校歌には油山が歌い込まれていた。

たぶん近隣の他校も同じだと思います。

何かの大会で他校の校歌を耳にして、なんだうちの学校の校歌と歌詞がほとんど同じじゃん、と思った記憶がある。

たしか川とか山とか博多湾とか、その辺はだいたいどの学校も出てきたような記憶が。

同じ福岡でも東区に行くと別の山が対象になるのでしょうが、中央・城南・南区あたりの区民には親しまれている山だと思います。

いまでも我が家の窓からは油山がよく見え、雪が降ってるとか、油山が見えないのは黄砂のせいとか、PM2.5じゃないかといっています。

山の中腹に展望台ができたのはいつごろだったのだろうか。

モータリゼーションの発達とともに、けっこうメジャーなスポットになりだした。

1960年代はすなわち小生が小学生のころ、母親が夕飯あとに「ちょっとドライブに行こうか?」とよく行ったものです。

あ、その頃の父親は、晩飯時は残業で家にいないという家庭が多かったのでは?

すくなくとも我が家ではそういうことが多かったと記憶。

市内の夜景を見るというのはちょっとした非日常経験で楽しかったと記憶してます。

数年後免許を取って自分の運転で行く頃は、デートスポットとなり夜はクルマが列をなしていました。

さて、蚤の市で古本を置かせていただいている「窓カフェ空」にご紹介いただいたご縁で本を引き取りに行ってきましました。

窓カフェの美人ママPさんと油山観光道路沿いの某所で待ち合わせ。

なにやら素敵なクリーム色の小型カブ単でさっそうと登場。

そこからはよかばい堂のクルマに同乗いただき目的地に向かいます。

場所は山の中腹にある木々に囲まれた古い民家。

我々が到着するとすでに民家のオーナーさんは民家の片づけ中。

建物の見事さが印象的。

豪華な建築ではないにせよ、趣味の良さが感じられる日本家屋です。

建築用語を駆使して説明できないのがもどかしいですが、外観をみただけで手の込んだ造りだといことがわかる。

どうやら彼はこの建物を手に入れて、リニューアルし別荘にするのか店舗にするのか、新しい用途に供するかのようでした。

詳しいことはそれ以上きかなかったのでわかりません。

オーナーさん、なんと「お金はいらないから、全部持っていってほしい」とのこと。

本の山を一見して、

古いながらも珍しいものが混じっているのがわかり、商談成立。

というのも、商品にならないものばかりだと無料でも引き取れない場合があるからです。

さっそく本の搬出を開始。

どうやら前オーナーが学校の先生だったらしく、大読書家だった様子。

50年以上前の朝日ジャーナルをはじめとした古い雑誌等が大量に出て来ます。

別荘の気やすさからか、自宅に置く場所がなくなったらこっちに持ってきていたのではないかと推測。

学校でつかったと思しきテキスト類も出て来ます。

傷みが激しく商品にならないものはクルマで処分場に直行。

弊店のクルマで2回往復してすべてかたが着きました。

2月末だけど天気も良く、適度な作業で冷たい風が心地よいぐらい。

Pさんは、その心地よさに誘われてか「帰りは下り坂を歩いて戻りま~す」とのこと。

自然児のような方だなとの印象を受けつつその場で散会。

よかばい堂は古い雑誌の買い取りをいたします。

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福岡県春日市で昭和レトロモダン系の古い雑誌を仕入れました


1月 19th, 2013 | Permalink

あちこちネットで覗いていると「昭和レトロモダン」という言葉を目にします。

さしずめこんな雑誌なんかそうじゃないかな。

昭和30年代から40年代ごろの高度成長期の雰囲気を伝える時に使われている模様。

1969年の秋の号。

この手の雰囲気がリバイバルしてるんでしょうか。

モデルさんが跨ってるのはホンダのモンキーじゃないかな。

最初の見開き。

左ページの広告のモデルは芳村真理。

大島渚監督の誘いを受けて女優デビューしたのが1960年。

この頃(1969年)は女優とモデルとどちらもやっていたことがわかります。

こうやって見るとなかなお洒落です。

見飽きません。

この手の雑誌やその他の本を、2月に福岡市中央区内のカフェが主催する「蚤の市」に出品する予定です。

詳細が決まったらまたお知らせします。

よかばい堂は手芸雑誌や手芸の本の買い取りをしています。

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よかばい堂の本のクリーニング


1月 18th, 2013 | Permalink

今日はよかばい堂の本のクリーニングについてご紹介します。

先日仕入れた古い本。

ビニールカバーがついています。

このビニールカバーが曲者で、古くなるとゴミを吸着してひどく汚れていることがあります。

たとえばこんな感じ。

これを外して、アルコールを吹き付けて拭き取ります。

丁寧な作業をしているのはバイトのsachiさん。

黙々と作業は続く…。

完成。

最初にお見苦しいところをお見せした分厚い本もこの通り。

きれいになりました。

よかばい堂ではさまざまな本の買い取りをしています。

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売れた本 日本プロ野球記録年鑑 (1986)


1月 15th, 2013 | Permalink

よかばい堂店主は福岡の月刊誌「フォーNET」に「せどり屋雑記帖」と題する古本にまつわるコラムを連載中です。

毎月2冊弊店で取り扱ったプレミア本を紹介しています。

同誌のご厚意により過去の掲載分を転載させていただきます。

月刊フォーNET」2012年10月号掲載分(その2)

 

 

 

日本プロ野球記録年鑑 (1986) [単行本]
出版社:ベースボール・マガジン社
発売日: 1985/12

 

 

表紙の4人すべて(特に下段の二人)がわかる人は相当なプロ野球ファンだと思う(答えは文末)。
プロ野球の良いファンではない店主だが、地元の球団が勝てば浮かれてみたり、西鉄ライオンズの懐古談に相槌を打つぐらいはする。
この本がプレミア価格で売れたので例によって梱包前の本をぱらりと開くと「ボレス」の3文字が目に飛び込んできた。
50代以上の元西鉄ライオンズファンはご存知だろう。主砲だった外人選手だ。昭和42年のオールスター戦に出場している。ラインナップを見ると張本・長池・大杉・野村・ブレイザー・池永(!)。半可通の店主ですら懐かしくて人に話したくなるぐらいだから、ファンはこれ一冊で何時間も楽しめるにちがいない。
ただ、この頃のデータは主たる内容ではない。1986年版とあるようにその年の公式戦の全記録と主要279選手の年度別全成績がメインコンテンツである。
こういった年鑑の類は過去のものほど入手しづらくなるので値が張ることになる。この年鑑も新しいものはさほどでもないが、1980年代のものにはかなりのプレミアが付いている。日本プロ野球機構の公式サイトに詳細なデータベースがあるとはいえ、過去のデータはこの年鑑ほど詳しくなさそうだ。
(答え:左上から時計回りにランディ・バース落合博満川端順熊野輝光)

 

 

同コラムの過去の連載分は以下のブログでご覧いただけます。

http://d.hatena.ne.jp/yokabaido3/

 

 

 

よかばい堂は野球などのスポーツの年鑑や雑誌のバックナンバーの買い取りをしています。

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