古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

福岡県春日市で昭和レトロモダン系の古い雑誌を仕入れました


1月 19th, 2013 | Permalink

あちこちネットで覗いていると「昭和レトロモダン」という言葉を目にします。

さしずめこんな雑誌なんかそうじゃないかな。

昭和30年代から40年代ごろの高度成長期の雰囲気を伝える時に使われている模様。

1969年の秋の号。

この手の雰囲気がリバイバルしてるんでしょうか。

モデルさんが跨ってるのはホンダのモンキーじゃないかな。

最初の見開き。

左ページの広告のモデルは芳村真理。

大島渚監督の誘いを受けて女優デビューしたのが1960年。

この頃(1969年)は女優とモデルとどちらもやっていたことがわかります。

こうやって見るとなかなお洒落です。

見飽きません。

この手の雑誌やその他の本を、2月に福岡市中央区内のカフェが主催する「蚤の市」に出品する予定です。

詳細が決まったらまたお知らせします。

よかばい堂は手芸雑誌や手芸の本の買い取りをしています。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

よかばい堂の本のクリーニング


1月 18th, 2013 | Permalink

今日はよかばい堂の本のクリーニングについてご紹介します。

先日仕入れた古い本。

ビニールカバーがついています。

このビニールカバーが曲者で、古くなるとゴミを吸着してひどく汚れていることがあります。

たとえばこんな感じ。

これを外して、アルコールを吹き付けて拭き取ります。

丁寧な作業をしているのはバイトのsachiさん。

黙々と作業は続く…。

完成。

最初にお見苦しいところをお見せした分厚い本もこの通り。

きれいになりました。

よかばい堂ではさまざまな本の買い取りをしています。

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1月に入ってから


1月 9th, 2013 | Permalink

年末は大掃除のお宅が多いせいで、古本の整理をされた方も多かったようです。

お電話も頻繁に頂戴しました。

年が明けると一転して買い取った本を出品する作業に追われる日々です。

 

とはいえ、ご用命があればいつでも参上できるよう準備しています。

今週は今のところご要望にお合わせできる時間帯が多いです。

福岡市内および近郊の売り主様はどうぞお気軽にお電話ください。

もちろんそれ以外の方も、まとまった冊数があれば参上します。

 

充分に本をお売りいただければ、出張買取の場合に限り、百科事典・文学全集の無料引き取りサービスができる場合もございます。

詳しくはご相談を。

 

 

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売れた本 『パパとママの娘―女子高校生のアメリカからの手紙』 (1961年) (カッパ・ブックス) 出版社: 光文社 (1961)


1月 8th, 2013 | Permalink

よかばい堂店主は福岡の月刊誌「フォーNET」に「せどり屋雑記帖」と題する古本にまつわるコラムを連載中です。

毎月2冊弊店で取り扱ったプレミア本を紹介しています。

 

同誌のご厚意により過去の掲載分を転載させていただきます。
月刊フォーNET」2012年8月号掲載分(その1)

 

パパとママの娘―女子高校生のアメリカからの手紙 (1961年) (カッパ・ブックス)

出版社: 光文社 (1961)

昭和の明るさがぎっしり詰まっているかのようなタイトルや表紙カバー。1961年といえば、東京タワーも完成し次はオリンピックという頃。巷にはハイテンションな気分が横溢していたのかもしれない。

著者は高校から3年間アメリカで過ごした。その間ほぼ毎週東京の両親に宛て手紙を書いており、それがこの本の元になっている。タイトルのパパとママというのは、アメリカでの受け入れ家族でもあり、東京に住む実の両親のことでもある。
親の愛情に包まれた好奇心いっぱいのお嬢さんの私信をそのまま本にしてしまったのも時代の持つエネルギーか。
私信だから固有名詞が頻出する。クラスメートも実名で登場し、それぞれ「雙葉でのクラスメート」「東大教授○○氏の娘さん」「作家石川○○さんの長女」などと注記がある。これだけ拾って読むのも面白い。「森川宗治氏 父の会社に勤務している方」とある。誰か有名な人かと思い本文に当たると、アメリカで運転が上手くなったので「帰ったら、ぜひ森川さんにお願いして、運転させていただきたいわ」とある。会社の運転手さんも実名で登場するのだ。
お隣さんまでフルネームで出てくる。今ではありえない。個人情報などいう言葉の無い、というよりも名前が出ることをみんな喜んでいたような気配すら漂う。牧歌的な時代の産物だ。

同コラムの過去の連載分は以下のブログでご覧いただけます。

http://d.hatena.ne.jp/yokabaido3/

 

なお、本文中では字数の関係で触れませんでしたが、カバーデザインは横尾忠則・宇野亜喜良という豪華な布陣。

さらに雙葉の後輩として出てくる西村亜希子さんとは後の長嶋茂雄夫人だそうです。

また、徳田浩子さんとして名前が出て来る女性は、のちにアメリカの文豪ヘンリー・ミラー夫人となったホキ徳田です。

2014.7.31追記
この本は復刊ドットコムでも復刊リクエストが入っています。
いずれも熱い書き込みがされています。
そのひとつで知ったのですが、宝塚で「青春のバカンス」というタイトルで舞台化されていたんですね。
1963年の作品のようです。

 

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福岡市中央区大名で法律事務所の閉鎖に伴う法律書の買い取り


12月 26th, 2012 | Permalink

 

福岡市中央区で、法律事務所の閉鎖に伴う書籍の処分をしたいとのご相談のお電話がありました。

中央区大名や赤坂には法律事務所が多い。

裁判所が近くにあるからです。

この裁判所は福岡城の跡地に建っていますが、市の公園整備計画に基づいて数年後には六本松の九州大学跡地に移転する予定です。

ずいぶん前から話は耳にしてましたが、やっと動き出しそうです。

 

 

事務所を閉鎖するのですぐに本を整理したいとのご希望だったため、ご希望通りのお時間に参上しお見積りしました。

450冊ほどの法律書を買わせていただきました。

 

 

法律書の多くは法改正が行われるたびに改訂版が出て、古い本の使用価値が大幅に落ちてしまいます。

最たるものは六法全書で、古い六法全書はほとんど買取の対象にはなりません。

また、法律事務所によくある加除式の判例集も買い取り対象にはなりません。

初学者向けのテキストや一般向けの入門書・啓蒙書の類も値段がつかなかったり、ついたとしても非常に安価なものが多いです。

加除式のものは、差し替え作業が重要で、その作業(版元から人が派遣され差し替えをしにきます)込みのシステムを購入するものです。

 

知り合いの司法書士に聞いたところでは、現在は加除式のものはCDROMになりネットで情報更新されるので、

紙のものは事務所の飾りになっているとのことでした。

 

一方で、特定のテーマを深く研究した本の中には、長い寿命を持っていて数十年前経ってもいまだに名著として読まれているものがあります。

 よかばい堂は、こうした本については高い価格でお見積りをいたします。
数千円でお見積りさせていただくことは珍しくありません。
これは間違いなく大手のチェーンの古書店ではありえない値付けだと自負しています。
よかばい堂では法律書・法律の専門書の買い取りをしています。
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福岡市南区にて建築関係書籍・学術書・専門書の買取


12月 16th, 2012 | Permalink

弊店(といっても店舗はありません。事務所だけです)所在地のある南区内から、買い取りご希望のお電話を頂戴したのが数日前。

土日でも出張に来てくれるかとのお問い合わせだったので、もちろん参りますとお伝えしていたところ、本日お声がかかり行ってまいりました。

 

買い取らせていただいた本の一部をご紹介。

 

●建築関係の専門書:

1)新訂 建築学大系39 鉄筋コンクリート造設計例

2)新訂 建築学大系40 鉄骨造設計例

3)カーサ ブルータス

4)新建築 住宅特集

5)倉俣史朗 1967-1987

6)生き続ける建築のデザイン

7)コンパクト建築設計資料集成

●その他の専門書:

1)和辻哲郎全集 8

2)人間の大地(上)

3)BIO-CITY

4)中国飲食文化

5)護宝螺と直弧文・巴文

6)旧市町村名便覧

7)縄文文化の輪郭

8)南東貝文化の研究

 

珍しい本がたくさんあります。

ご主人と本にまつわるお話を楽しくさせていただきならの見積もりで、あっという間に時間が経ちました。

ありがとうございます。

幸いにも見積もり金額にご快諾いただき、無事買い取りさせていただきました。

 

ご主人がおっしゃるには、すぐ近くの大手古本チェーンに本を持ち込まれたことがあるが、値付けにご不満をお持ちだったようです。

よかばい堂の見積もりでは、高価な専門書に1冊数千円をお付けすることは珍しくありません。

今回も10冊近くに千円以上のお値段をつけさせていただきました。

今までさまざまな分野のプレミア本を扱ってきたので、高価な本には思い切った見積り価格をつける自信があります。

 

 

よかばい堂は建築関係その他の専門書・学術書の買取を行っています。

まずはお電話でご相談ください。

充分に本をお売りいただけるばあいは、百科事典や文学全集の引き取りサービスができる場合もございます。

詳しくはご相談ください。

092-408-4208

土日も営業しています。

 

 

福岡市近郊(春日市)での出張買取の実例 『ユダヤの商法』(藤田田)ほか


12月 15th, 2012 | Permalink

春日市に出張買取に行ってきました。

 

日本マクドナルドの創業者である藤田田(ふじたでん)が書いた昭和の一大ベストセラー。

この商品、なんと初版です!

なんせ平気で200何十刷とかまで出ているから、初版は珍しい。

弊店でもこの本は何十と扱ってきたけど初版は初めて。

 

仕入れた際はシミと汚れがありましたが、バイトのsachi嬢の丁寧なクリーニングによりかなりきれいになりました。

とはいえアマゾン出品時は「可」クラスですが。

 

 

よかばい堂は、さまざまな本の買取を行っています。

どんな本でもまずはご相談ください。

092-408-4208

今のところ土日といえども営業しています。

ご遠慮なくお電話ください。

 

 

福岡市および春日市・大野城市などの近郊は、お電話当日でもなるべく参上するようにいたしております。

お急ぎの方、どうぞご相談ください。

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新入荷  『中・高校生のためのフォーメーションバイブル バスケットボール 試合ですぐに役立つ オフェンス・パターン70選』


12月 9th, 2012 | Permalink

ベースボールマガジン社から出ているムックです。

現役選手自身が買うこともあるでしょうが、むしろ監督やコーチなどの指導者からの需要もありそうな本です。

競技によってはスポーツショップの店員が指導するケースもあるようです。

それをきっかけに用品のセールスにつなげるのでしょう。

 

 

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新入荷 『神風連血涙史』 石原醜男 著


12月 4th, 2012 | Permalink

昭和10年刊の古い本。

著者の名前がすごい。石原醜男。

どういう人なのかはちょっとググってみたぐらいではわからなかった。

神風連の名前ぐらいは日本史のテキストあたりで目にしたことがあるような気がする。

たしか神風連の乱とかいったような。

これについてはなかなか熱い書き込みのあるブログがいくつか散見された。

いまだに人を惹きつけるものがあるのだろう。

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福岡市南区高宮での本の買取り:古本の愉しみ 『チビっ子猛語録』


12月 4th, 2012 | Permalink

福岡市南区高宮で買い取った本の中の1冊です。

高宮には西鉄大牟田線の高宮駅があります。

福岡市の中心地天神から電車で3駅目。

駅の前には再開発で建った高層マンションが2棟建っています。

再開発案件らしく福岡市の関連施設である男女共同参画センター「アミカス」が入っています。

貸会議室や図書室があり、私もよく利用します。

他の図書館の本を転送してくれたり、返却も可能だったりと便利です。

高宮通りを挟んで山の手には高級住宅地が控えています。

かのタモリの実家もこのあたりだとか。

芸能人がやたら出た高宮中学もこの近く。

タモリ、高橋真梨子、森口博子、博多華丸、氷川きよしなどが卒業。

駅の反対は転じて不動産屋の言う「準工的」色彩を帯びた一帯ととなります。

準工とは準工業地域の略で都市計画法上の土地利用の制限が小規模な工業も可能、商業も可能、住居も可能というところ。下町の工場(こうば)の並ぶイメージです。

実際には、それに連なる住居地域が緩衝地帯として広がっていますが、いわゆる住居専用地域は駅の西に集中しています。

 

いま、これを書くために確認しようと「福岡市」「都市計画図」でググるとあっという間に無料で閲覧できるページに飛ぶんですね。

おそらくそんなことになっているだろうと予想はしたけど実際に見ると感無量。

サラリーマン時代はこれを見るには高額な都市計画図を買うか、役場の都市計画課で閲覧するかしかなかった。

話は飛びました。

というわけで、本の話にはいります。

 

 

著者はデンマークの教育学者S・ハンセンと心理学者J・ジェンセン。

翻訳者は性学者で北欧法律学者の石渡利康とある。

この石渡先生は、たしかよくイレブンPMでよく見かけた。

50歳以上の方なら懐かしく思い出す方も多いのでは?

大橋巨泉が番組内で「日本もポルノを解禁したらいい」とよく主張していたが、その応援団の一人だったような印象がある。

これも不確かな記憶だが奥方がスウェーデン人(または北欧人)だったような。

そう思っていたら、こんな本があった。

『セクスタシー入門』(石渡利康、石渡クリスチーナ著)

http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0239610016

やはり奥様であったのは間違いないらしい。

 

「チビっ子」も「毛語録」もすでに死語。

毛語録は正確には『毛沢東語録』。

毛沢東はもちろん中国の指導者だけど、風俗的にはこの本が出た1972年頃は世界的な有名人というか今で言う「セレブリティー」の一人だった。

ビートルズの歌「レボリューション」にも名前が出てくるくらい。

今でいえばダライ・ラマかアウンサン・スーチー女史ってところかな。

 

西側諸国においては学園闘争などの反体制運動の象徴的なアイコンとしての意味も持っていたようだ。

この『チビっ子猛語録』もそうした反体制派の著者が書いているようだ。

本書の原タイトルは”Little Red School Book” だからやはり毛沢東語録を意識したネーミングだ。

 

この本は当時非常に話題になっていたはずだ。

当時中学生だった私の耳にもこの本の噂は入ってきていた。

何よりもその性に関するあけすけな表現が話題になっていたのだと思う。

日本だけではなく各国でも話題になっていたらしく、ヨーロッパでも発売禁止になった国がいくつかあるようだ。

訳者のあとがきによればフランスで発禁、英国で「押収されて目下抗争中」とある。

 

とはいっても今では英国や米国のアマゾンでも買える。

参考までに目次一部の写真を掲載してみよう。

 

当時話題だった本書も現在はほとんど流通していない。

 

よかばい堂は古書の買い取りを行っています。

さまざまな分野の本をお見積りいたします。

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追記2014.2.10

先日テレビで(NHKのsongsだったと思う)高橋真梨子さんが福岡の実家を訪れるところをやってました。

すでにお母さまは他界されてるようですが、そのお母さまがご贔屓にされていたレストランに福岡帰省の際には立ち寄られるそうです。

よく見ると見たことのある店構えと屋号。

ネットで調べると南区野間の「傳」(でん、と読みます)というイタリアンレストラン。

じつは以前住んでいたマンションのすぐ近く。

家族と一度行った記憶があります。

今いる長丘からも近いのでまた行ってみようかな。

 

 

美味しい店がこの辺多いです。

いまでもときどき行く店があります。

中華料理の「台湾飯店」は、福岡に越してきた時はまだ小さな木造の店でしたが今はビルに。

台湾からの華僑の御夫婦がやっていましたが、今は息子さんと娘さんが継いでいるようです。

日本語の上手かったお母さんは数年前に亡くなりましたが、お父さんはご健在。ときおり見かけます。

もうひとつの中華料理「チャン」もよく行きました。

 

 

さらに、レモンラーメンが有名な「行徳屋」というラーメン屋。

年配のマスターのセンスが光る「やすらぎ」というカフェにはよく外車が停まってます。

クルマでわざわざ来る方が多いそう。

 

 

あとかなり古いで「気狂いピエロ」という店があります。

相当な老舗。

名前からしてゴダールですからね。

1960年代後半ぐらいからやっているのかも。

店の名前は高校生ぐらいのとき耳にしたことがあります。

地元のラジオかなにかで聴いたような気がする。

もちろん酒を飲む店だから高校生には縁が無かったし、そのあと東京の大学に進学したので行ったこともなかった。

それから20年以上経ってサラリーマンとして転勤してきた際の住所がすぐ近所。

ときおり家の前でタクシーを降りて、最後の一杯を飲んで帰っていたことがありました。

すごく温厚なマスターがいらしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

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