2017.3.8
今日の買い取りは3件。
最初はけやき通りでの文芸書の大量買取り。
電話では全集ものをいくつかとおっしゃっていたけれど、実際にお伺いすると一室に本の詰まった段ボールが数十個。
大半は査定額が出にくい教養書や小説だったが、いくつかの個人全集を中心に買わせて頂きました。
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売り主様は団塊の世代の方で、福岡に古本屋が少なくなったことを嘆いておられました。
というのも、奥さんからは「せめて昼間は家にいないでほしい」と言われるので、昼間行く場所が欲しいとのこと。
引退した方には同じ問題を持つ人が沢山いるとおっしゃってました。
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弊店は店舗を持っていないので想像するしかないのですが、
古本屋が減っているのは店舗の維持コストが売り上げに見合わなくなっているのではなかろうかと。
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ただ、店舗には「販売」の他に「仕入れの基地」という目的もあります。
古本屋にとっては仕入れが命。
店舗の強みは仕入れでも発揮できるのです。
「そういえばあそこに古本屋があった」という記憶で、本を売る方は多いはずです。
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というわけで、このお宅のご主人とは楽しい会話をしながらの作業となりました。
もう少しお話したかったくらいです。
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このあと横溝正史全集とSPレコードのまとめ買いをして本日の買い取りは終了。
今日も楽しく仕入れができました。
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古書よかばい堂
092-408-4208
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先日読売新聞に掲載した弊店の広告です。
テレビ欄の柱と呼ばれる広告。
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電話番号が途中で切れてしまいましたが以下のとおりです。
092-408-4208