2022.2.11
東区の買い取り宅に向かっていると、福津市から買い取り依頼が来た。
東区からから福津市なら少し足を伸ばせばいいから承諾した。
東区での買い取りは学校の先生の蔵書で昭和40年前後の左翼系の本と漢文や中国文学の本が多かった。当たり前だがその頃の本にはISBNはついてない。
ISBNがついてない本は査定しません、などのヤワなことはもちろん言わない。組合加盟店ならどこもそうだろう。市会で揉まれている本屋なら、何が商品になり何がならないかは判断がつく。
携帯片手にせどりをしてAmazonで売っていた者が、ブックオフでの仕入れが難しくなったのでネット広告を出して古書買取に参入しているようだが、残念ながら彼らにはISBNの付かない本の査定は極めて困難だろうと思う。
弊店ではここ数日はISBNの無い古い本ばかり扱っていた。一般の流通ルートに乗らない本や文書や書類をたくさん買い取った。
もちろんそうしたものはAmazonでは売ることができない。いや無理矢理手間をかければできなくはないが、手間のコストが莫大過ぎて商売にならない。
だからそのテのものは「日本の古本屋」のサイトで売る。ここは古書組合の加盟店しか出品できない。誰でも売ることができるAmazonとはこの点が大きく違う。
古い本の処分をお考えなら、よかばい堂にご相談ください!