2022.1.31
早良区からの電話は去年の秋に一度買い取りしたことのある方。
主に英文学の洋書と日本語の本。
洋書は値がつきづらいのが昨今の古本市場であることをご説明。
昨今のこの情勢には困ったものです。
洋書の山を前にして買えずに帰ったことは一度や二度ではありません。
それでもよかばい堂は洋書は買う方なので、同業者からも紹介されることがあります。
先日も洋書は苦手だからと全部残していったという古本屋の後に行って、洋書を大量に買いました。
これはしかし例外的で、18−19世紀の革装のアンティークな本が多かったから。
それでも本というよりは「インテリアのお洒落なディスプレイ」としてしか売れないことも多々あり、そういう値付けになってしまうのは致し方のないところ。
われわれ古本屋だけの努力ではいかんともしがたいのです。
話が逸れました。けっきょくそのお宅では英文学の本を日本語英語とりまぜて買わせていただきました。