ひと月ほど前にメールでご尊父が大事にしていた本を整理したいとの相談を受けた。
訪問してみるとその量が尋常じゃない。
敷地内に立派なログハウスがありその中の可動式書架に本がぎっしり。詰められるだけ詰められているから、二段重ねは当たり前。さらにその他に本棚が4つあった。
ご尊父が生き甲斐にしていた本だとのことで、先方のご意向は一冊でも多く活かしてほしいというもの。金額のことはまったく仰らない。
主に文芸書なのだが、哲学思想・社会科学・海外文学・日本文学・評論・西洋史・日本史など人文科学全般にわたる。
さらに早川書房や創元推理文庫などのミステリーも大量に出てくる。もちろん戦後文学の初版本も。
結局バナナ箱(大き目の段ボール)で100箱ほど搬出しただろうか。
おかげで事務所内は本の雲海状態。
さらに事務所に搬入できずに自宅の車庫に積みあがっている段ボールが数十箱。
新たに若いスタッフも加わり、弊店スタッフが鋭意出品中です。