階段下に数十年しまい込んでいた本を処分したいとのことでした。
古い段ボールの中にさまざまな本や印刷物が。「捨ててしまうのもしのびないので、誰かに使ってもらえればありがたい」とのこと。
段ボールの中を検分すると、面白そうな本がちらほらと散見されるので、まとめてお引き取りするということで買わせていただきました。
こんな山の中にいろんなものが挟まってます。


たとえばこんな本。
というか、コレを「本」と認識できるか否かですね。興味ない人にはゴミに見えるでしょう。
まずは解読。「开」の右に「久」と書いてある。これは「形」の異字体らしい。このほかにも見たことのない漢字が出てくるので、それらを調べる。
クルマ偏に「而して」とその下に「大」ときた。見たことない字。
最近はネットがあるので助かる。なんとか検索して見つける。楊心流にそうした流派があるらしい。「楊心輭殺流」を見つけた!
こんなこと、好きじゃなければやってられないかも。私はワクワクしながらやってますが。

そうしてやっと本の題(タイトル)がわかる。もちろん分かったからといってすべてが商品化できるわけではないのです。時には徒労に終わることも。






