中央区からお持ち込みいただいた建築の本を買い取りました。



建築の意匠=デザイン関係の本は喜んで買わせていただきます!
なんでデザイン関係なんだ?と言う方もいるでしょう。デザイン関係の本や情報は古びない、というのが理由かもしれません。
よかばい堂店主はサラリーマン時代ゼネコンにいたので、建築のことは多少齧った程度ですが、建築にはアートの部分とエンジニアリングの部分があって、それぞれが別の文化を持っているようにみえました。
いわゆる建築家というのは芸術家で、俗っぽい言い方をすればおしゃれな服を着て女優と結婚したりします(黒川紀章と若尾文子)。もちろん全員がそうだと言ってるわけではありません。象徴的な例を出して話をわかりやすくしています。
かたやエンジニアの方は作業服を着てヘルメットを被り現場に出る人たちをはじめとして、施工計画を立てたり構造計算をする人もいます。
大学も、東京芸大や多摩美のような大学と工学部系の建築学部とではきっとカリキュラムも違うでしょう。
話がそれました。で、建築に限らずエンジニア系の本は新しいものほど良いというのが原則です。工学だから日進月歩するということなのでしょう。
しかし芸術は古いものでも参照されます。こうした違いが古本の価格にも反映されているのかもしれません。



