古本・古書、CD・DVD高価買取のよかばい堂。全国対応の宅配買取と、福岡・九州を中心に出張買取も致します。

福岡市周辺での古書買取日記 古本の愉しみ


10月 9th, 2014 | Permalink

先日買い取りした本に高校時代の教師の名前を発見しました。

それがこの本『北九州の自然』

 北九州とあるけど、北九州市のことではなく「北部九州」の意味です。

前書きにそう書いています。

昭和41年(1966年)発行。

当時は北部九州という言葉はあまり一般化してなかったようです。

がんらい「北九州」というのはもっぱら「北部九州」を言うための言葉だったところに「北九州市」ができたので、別の意味を持ちだしたというのがおそらくは歴史的な経過だと思います。

そのため「北」だけやむなく「北九州」と「北部九州」を使い分けするようになった。

南九州という言葉はいまだに使われています。

南部九州とは聞いたことがありません。

ちなみに北九州市の誕生は1963年。

この本ができた1966年頃はまだ「北部九州」の意味で「北九州」が使われていたのでしょう。

ところで表紙はどこだかお分かりでしょうか?

「北九州」と来た上に煙突のような高層構造物。

きっと北九州市のどこかに違いない、皿倉山あたりだろうと思った私は大間違い。

これ、本には明記されてませんがおそらく福岡市南区高宮のTNCの放送塔です!

このタワーの形はネットで調べる限りTNCのタワーと一致しています。

手前の緑地帯はおそらく高宮浄水場。

塔の右に見える白くて大きな建物はどうやら九州松下電器。

サブタイトルには「福岡・佐賀両県下全域の地形・地質・植物・動物と採集ハイキングコース」。

ということはいまどきはやりのトレッキングや近場の登山の関連需要が見込めて売れるかも、と思うのが古本屋の習い性。

さっそく中身をチェックすると昔の本だけあって丁寧な作り。

巻末の執筆者一覧に高校時代の生物の尼川先生の名前を見つけてびっくり。

 専門が苔とは聞いていましたが、ここでも英彦山の苔について書かれています。

よかばい堂では専門書・絵本・雑誌などさまざまな本を買い取りします。

こんな本が売れるのかな?と思ったらお気軽にご相談ください。

お電話お待ちしています。

092-408-4208

春日市桜ケ丘1-45

追記

朝日新聞朝刊に広告を掲載しました。

地方版の目立たない場所にひっそりと。

新聞広告はネットに比べて費用対効果が悪いという話はさんざん耳にしていたけど、実際に経験したくて出稿してみました。

今のところ(午後3時半)この広告による電話はまだいただいてません(;´・ω・)

古い本や雑誌の処分をご検討なら、ご相談ください。

さまざまな解決策をご一緒に考えます。

よかばい堂

092-408-4208

春日市桜ケ丘1-45

2014.10.14追記

中央区の法律事務所からお声が掛り行ってまいりました。

書庫の一角に積み上げられた処分対象の法律書の山。

もちろん判例集や雑誌類で買えないモノもありますが、専門性の高い本を中心に大型段ボール(いわゆる「バナナ箱」というやつ)で15箱ほど買わせていただきました。

これから大量出品が続きます。

ご期待ください。

本が好き、本を買うのはもっと好き。

さまざまな本を買い取ります。

お売りになる方のご要望をじっくりお聞きします。

全部処分したい、

早く処分したい、

なるべく高く売りたい。

まずはご相談を。

092-408-4208

福岡市南区長丘4-2-2

2014.10.18追記

薬学系の本を買い取りました。

この季節に珍しい出物ですが、ご事情があるのでしょう。

事前に弊店ホームページからお問い合わせをいただき、1冊づつ買い取り価格を知らせてくれとのことで、回答した直後にOKの電話をいただきました。

他の店(宅配買い取りの店)にも問い合わせしたそうですが、「ぜんっぜん価格が違う!」とのこと。

そこまで言っていただけるとこちらもちょっと面映ゆい。

おかげで仕入れ先もこちらも満足。

本が好き、本を買うのはもっと好き。

よかばい堂はさまざまな本を買い取ります。

専門書、美術書、雑誌などなど。

いろんなご要望にも対応します。

「全部まとめて処分したい」

「なるべく高く売りたい」

「今すぐ来て欲しい」

など売りたい方お話をまずお聞きします。

お電話でご相談ください。

092-408-4208

春日市桜ケ丘1-45

古本屋も別の古本屋に本を売りに行くことがあります。

きのうはこんな本を売りに。

いつも売りに行く全国チェーンの大手古本屋さん。

全部で4箱ぐらいで1310円で買い取ってもらいました。

安いのは仕方ありません。

ネット上では値崩れして売りづらい本がほとんどです。

値のつかない本も引き取って処分してくださるので助かります。

福岡市博多区博多駅南での美術書の買取の実例


12月 30th, 2013 | Permalink

御用納めで多忙な年末の夕方、博多駅の近くの会社からお電話をいただきました。

年末で博多駅周辺や筑紫通りや渡辺通りは大渋滞。

高宮・平尾の住宅街あたりの裏道を使います。

さらに音羽の交差点も混雑が激しいので裏道を使いました。

同じ方から今年の6月に美術書をお売りいただきました。

2度も呼んでいただいたのは、弊店の見積もりにご満足いただけたからかもしれません。

しかも美術関係の会社です。

プロのお眼鏡にかなったかと思うと嬉しさ倍増。

カシニョールのリトグラフ付の画集(レゾネ)や、アールデコの巨匠エルテの画集、浮世絵の画集などなど。

中にはお値段の付けられない古い美術全集もありました。

通常はこの手の本のお引き取りは処分費用を頂戴するることもあるのですが、良い本をたくさんお売りいただいたので無料で引き取らせていただきました。

歳末ということもありつい発奮ぎみの見積もりになり、

そのせいかご快諾いただき全部売りいただきました。

よかばい堂は美術関係の本、画集などの買取をしています。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

福岡市南区大楠で戦記・軍事もの・郷土史などの本の買い取り


6月 13th, 2013 | Permalink

よかばい堂と同じ福岡市南区の方からの電話。

南区大楠です。こちらから向かうと西鉄大牟田線の高宮駅を過ぎてさらに東方面になります。

古い戦記物をご家族が集めていらしたようで処分をご希望とのこと。

大量に買わせていただきました。

小野田寛郎さんなどの戦記物以外にも郷土史関係や野球・相撲の本も。

写真では西鉄ライオンズの本をいくつか掲載しました。

西鉄ライオンズにはいまだに熱心なファンがいます。

近年になり新たに関心を持った若い方もいるかもしれません。

なにせいろいろ派手なエピソードに事欠かないいかにも「昭和」的な野放図さがあったし。

よかばい堂は戦記、軍事関係の本、郷土史、野球、相撲などの本を買い取ります。

ご家族が残した本でどうやって処分していいかわからない場合、まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

福岡市南区塩原での戦記・歴史書の買取


6月 9th, 2013 | Permalink

南区の塩原からお電話をいただきました。

これは「しおばる」と読みます。

九州では「原」を「はる」「ばる」と読むことが多いです。

みなさん良くご存じの東国原さんもそうですね。

今は糸島市になった前原市も「まえばる」です。

原町は「はるまち」。

西鉄高宮駅の近くでもあります。

弊店からはクルマで15分ぐらい。

ご尊父が集めたという戦記物を中心とした大量の本をお見積りしました。

きさくな奥様とお話ししながら大きなお屋敷の中あちこちにある本を全部拝見。

そのうち、お子さんが集めたおもちゃや火鉢などいろんなものも出てきたのでまとめてお見積り。

全部まとめて買わせていただきました。

火鉢はうちの庭で金魚鉢がわりになっています。

さらに、冷蔵庫や食器棚も処分なさりたいとのこと。

さすがにこれは運ぶのにも大型のクルマが必要なので専門家を呼ぶにしくはないと申し上げ、知り合いの業者に電話。

このへんが福岡古書組合の会員ならではのネットワーク。

組合員みんなでお客様にご協力します。

戦記物・歴史ものも買わせていただきます。

まずはお電話でご相談ください。

092-408-4208

福岡市南区高宮での本の買取り:古本の愉しみ 『チビっ子猛語録』


12月 4th, 2012 | Permalink

福岡市南区高宮で買い取った本の中の1冊です。

高宮には西鉄大牟田線の高宮駅があります。

福岡市の中心地天神から電車で3駅目。

駅の前には再開発で建った高層マンションが2棟建っています。

再開発案件らしく福岡市の関連施設である男女共同参画センター「アミカス」が入っています。

貸会議室や図書室があり、私もよく利用します。

他の図書館の本を転送してくれたり、返却も可能だったりと便利です。

高宮通りを挟んで山の手には高級住宅地が控えています。

かのタモリの実家もこのあたりだとか。

芸能人がやたら出た高宮中学もこの近く。

タモリ、高橋真梨子、森口博子、博多華丸、氷川きよしなどが卒業。

駅の反対は転じて不動産屋の言う「準工的」色彩を帯びた一帯ととなります。

準工とは準工業地域の略で都市計画法上の土地利用の制限が小規模な工業も可能、商業も可能、住居も可能というところ。下町の工場(こうば)の並ぶイメージです。

実際には、それに連なる住居地域が緩衝地帯として広がっていますが、いわゆる住居専用地域は駅の西に集中しています。

 

いま、これを書くために確認しようと「福岡市」「都市計画図」でググるとあっという間に無料で閲覧できるページに飛ぶんですね。

おそらくそんなことになっているだろうと予想はしたけど実際に見ると感無量。

サラリーマン時代はこれを見るには高額な都市計画図を買うか、役場の都市計画課で閲覧するかしかなかった。

話は飛びました。

というわけで、本の話にはいります。

 

 

著者はデンマークの教育学者S・ハンセンと心理学者J・ジェンセン。

翻訳者は性学者で北欧法律学者の石渡利康とある。

この石渡先生は、たしかよくイレブンPMでよく見かけた。

50歳以上の方なら懐かしく思い出す方も多いのでは?

大橋巨泉が番組内で「日本もポルノを解禁したらいい」とよく主張していたが、その応援団の一人だったような印象がある。

これも不確かな記憶だが奥方がスウェーデン人(または北欧人)だったような。

そう思っていたら、こんな本があった。

『セクスタシー入門』(石渡利康、石渡クリスチーナ著)

http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0239610016

やはり奥様であったのは間違いないらしい。

 

「チビっ子」も「毛語録」もすでに死語。

毛語録は正確には『毛沢東語録』。

毛沢東はもちろん中国の指導者だけど、風俗的にはこの本が出た1972年頃は世界的な有名人というか今で言う「セレブリティー」の一人だった。

ビートルズの歌「レボリューション」にも名前が出てくるくらい。

今でいえばダライ・ラマかアウンサン・スーチー女史ってところかな。

 

西側諸国においては学園闘争などの反体制運動の象徴的なアイコンとしての意味も持っていたようだ。

この『チビっ子猛語録』もそうした反体制派の著者が書いているようだ。

本書の原タイトルは”Little Red School Book” だからやはり毛沢東語録を意識したネーミングだ。

 

この本は当時非常に話題になっていたはずだ。

当時中学生だった私の耳にもこの本の噂は入ってきていた。

何よりもその性に関するあけすけな表現が話題になっていたのだと思う。

日本だけではなく各国でも話題になっていたらしく、ヨーロッパでも発売禁止になった国がいくつかあるようだ。

訳者のあとがきによればフランスで発禁、英国で「押収されて目下抗争中」とある。

 

とはいっても今では英国や米国のアマゾンでも買える。

参考までに目次一部の写真を掲載してみよう。

 

当時話題だった本書も現在はほとんど流通していない。

 

よかばい堂は古書の買い取りを行っています。

さまざまな分野の本をお見積りいたします。

まずはお電話でご相談ください。

 

092-408-4208

 

追記2014.2.10

先日テレビで(NHKのsongsだったと思う)高橋真梨子さんが福岡の実家を訪れるところをやってました。

すでにお母さまは他界されてるようですが、そのお母さまがご贔屓にされていたレストランに福岡帰省の際には立ち寄られるそうです。

よく見ると見たことのある店構えと屋号。

ネットで調べると南区野間の「傳」(でん、と読みます)というイタリアンレストラン。

じつは以前住んでいたマンションのすぐ近く。

家族と一度行った記憶があります。

今いる長丘からも近いのでまた行ってみようかな。

 

 

美味しい店がこの辺多いです。

いまでもときどき行く店があります。

中華料理の「台湾飯店」は、福岡に越してきた時はまだ小さな木造の店でしたが今はビルに。

台湾からの華僑の御夫婦がやっていましたが、今は息子さんと娘さんが継いでいるようです。

日本語の上手かったお母さんは数年前に亡くなりましたが、お父さんはご健在。ときおり見かけます。

もうひとつの中華料理「チャン」もよく行きました。

 

 

さらに、レモンラーメンが有名な「行徳屋」というラーメン屋。

年配のマスターのセンスが光る「やすらぎ」というカフェにはよく外車が停まってます。

クルマでわざわざ来る方が多いそう。

 

 

あとかなり古いで「気狂いピエロ」という店があります。

相当な老舗。

名前からしてゴダールですからね。

1960年代後半ぐらいからやっているのかも。

店の名前は高校生ぐらいのとき耳にしたことがあります。

地元のラジオかなにかで聴いたような気がする。

もちろん酒を飲む店だから高校生には縁が無かったし、そのあと東京の大学に進学したので行ったこともなかった。

それから20年以上経ってサラリーマンとして転勤してきた際の住所がすぐ近所。

ときおり家の前でタクシーを降りて、最後の一杯を飲んで帰っていたことがありました。

すごく温厚なマスターがいらしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

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